生保文化センター

 

遺族保障ガイド「万一に備える生命保険活用術」これを知っている人は、たぶん少数派だろうなぁ。
というか、まず、生保文化センターを知っている人も少ないだろう。まずこれについて書くべきか。

 

公益財団法人生命保険文化センター(せいめいほけんぶんかせんたー Japan Institute of Life Insurance )は、1976年(昭和51年)1月5日に設立された団体だ。
生命保険制度の健全な発展のための諸事業を通じて、国民生活の安定向上、国民の利益の増進に寄与することを目的としている。
公益法人制度改革にともない2011年(平成23年)4月1日には公益財団法人に移行している。
東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル3Fにある。

 

 

公益財団法人生命保険文化センターは、けっこうたくさんの書籍を出しているし、アンケート、統計情報なども発表していて、保険マップの管理人としては、その活動に興味を持っている。
まあ、逆にいうと、保険マップなんか運営しなければ、公益財団法人生命保険文化センターに関心を持つこともなかったんだろうけど・・。

 

さて、遺族保障ガイド「万一に備える生命保険活用術」の話に戻るが、これはなかなかスグレモノだと思ってる。
公益財団法人生命保険文化センターが発行しているので、保険会社の保障、保険商品だけについて書かれたものかと思っていたが、そうではない。遺族年金などの公的保障、死亡退職金、弔慰金などの企業の保障などにもページが使われている。これが比較的かりやすい。まあ比較対象は、保険会社の約款、商品説明なんだが、それらと比べるとわかりやすい。
相続や生命保険の活用方法など、知っておきたいことについて説明されている。
従来から発行されてきた遺族保障ガイド「万一に備える生命保険活用術」だが、2019年の改訂のポイントは、民法(相続法)の改正の取り込みが大きいだろう。

 


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