生命保険会社

保険外交を体験して大切だと思ったこと

昨今、保険業にもIT化が進み、タブレットをお客様の元に持って行って、説明、及び契約をしますが、顧客リストにはお客様の細かいデータを入力は出来るようになってます。しかし、それでは入力しきれないお客様との何気ない会話、お会いした時の服装、持参した資料などは各お客様ごとにルーズリーフを作りそこに書き込んでいきました。外回りたった3か月間で多いお客様ではルーズリーフ2枚になった方もおられます。退社時に上司にそのルーズリーフを渡す必要は無かったのですがお渡しした時「こんなに細かく業務を書き込んでいたの?」とおっしゃられました。「月に200件のお客様を2周してどれだけの事が記憶に残ってますか?私にはこれだけの事を残らず覚える自信がございません。その上でうる覚えの保険商品をお勧めする自身もございません」と言って退社させていただきました。これから保険営業をなさる方がいらっしゃったら一人一人のお客様に合致した何気ない会話が一番大切で、会話を通してお客様の信頼を得、そこからお客様に合った保険商品をお勧めすることが大切だと思います。
華音(かのん)(40代女性) 2015/6掲載

 

生命保険の仕事を通して

私は 2年間生命保険会社に勤務していました。その中で多くのお客様に巡り会うことができました。中でも忘れることができないお客様が何人かいらっしゃいます。特に忘れられないかたの1人の経験をあげさせていただきます。 その方は入社してすぐに担当になったお客様ですが ご主人を脳梗塞で10年前に亡くされ息子さん御夫婦とお孫さんと同居されていました。 本当に笑顔が素敵でいつもニコニコされていました。 ある時携帯がなりました。 出ると明らかに動揺されているお客様の声… 聞けばガンにかかられたとのこと。 すぐに会いにいきましたが 「私は死んでしまうかもしれない」と言うばかり… とりあえず手術給付金も保険で充分まかなえるし お客様の笑顔をずっとみていたいから 病院にいって 先生を信じて頑張りましょう 私もできることはしますよ。と伝えました。 数日後…お客様は退院されました。 幸い転移もなく 食べる量も増えてきて 元気になりました。先日お客様に会いにいったところ「あなたが担当でよかった」と言っていただけました。 また「自分が病気をするなんて思ってもみなかったから 保険に入っててよかったわ」とおっしゃっていただけました。 いざという時の為の保険だからこそ本当に大切なんだなと思いました。
くぅ(30代女性)2015/6掲載

 

生命保険営業で大変だった事

生命保険の営業を実質3か月チャレンジしました。そこで心底大変だった事が二つあります。一つ目は経費が自分持ちなところ。担当エリアが山手の広大なエリアだったので、去年のガソリン高騰の時には非常に持ち出しが多かったです。毎週3千円の給油を2回してもカツカツ。時には週3回目の給油もありました。その他粗品も自腹なので大変でした。2つ目は飛込み営業ならではのお客様の冷たい態度です。「○○生命です」と言っただけでドアを閉められたり、初めてお顔を拝見してご挨拶をしただけなのに怒鳴り散らされたり。ある友達が「○○生命です」で怒るお客様はあなたに怒っているんではなく○○生命の生命保険に怒っているので、いちいち気にしていてはいけないわよ。どんなお仕事でも大変なことはあります。そこから日々の楽しみを見つけて頑張りたいものです。
華音(かのん)(40代女性) 2015/6掲載

 

保険会社に勤めていた頃

私は数年前までパートで保険会社の内事事務をしていました。保険などの知識はまったくゼロから始めました。入った当初は所長以外みな女性。大奥の世界でした。営業の女性は所管長というそれぞれにグループがあるのですが、そのリーダーです。そのグループ内の女性陣は、そのリーダーからの誘いかグループの女性の誘いで仕事を始めた方々ですが、だいたい数か月で辞めていくか、もって1年か1年半でみなさん稼ぎにはならず、辞めていきます。だからリーダー格はそうとうのやり手です。ノルマ達成にはもう殺気だったもで、みなさんがいる部屋を開けた瞬間ピリピリしたものがどーって押し寄せてきます。私は保険の仕事などしたことないので大変困りました。窓口に保険内容の問い合わせや手続きに来られて、その対応を入ってすぐしなくてはいけませんでした。まごまごしていると怒り出す人もいました。電話でもそうでした。パートですから研修なんてしてくれません。自分で調べて覚えていくんです。事務職員ようのサポートデスクにわからなかったら問い合わせして確認してお客様に対応でした。そして教えてもらったことを自分ノートに書いての繰り返しでした。保険というのはその場ではこの内容がいいと入っても、またあとから新商品がでます。それを売らなくてはなりません。新しいお客様獲得など、この時代やはりなかなかむずかしいです。また事務の方も手続き要領が変わり正社員のかたは研修がありますが、パートはないので調べるのも覚えるのも自分でしないといけないし、間違えてしまうと営業職員からも怒られますしお客様にも迷惑かけてしまします。あまり楽しい思い出がありません。悔しい思い悲しい思いもしました。結局そこの会社の保険には入っていません。安い掛け捨て型の保険ですが、一応安い内容でも主婦でパート勤めの私には適していますので、変えるつもりはないです。そこの会社はまだ健在ですが、どこの保険会社でも生き残るのは並大抵ではないと思います。今後保険会社の事務、営業の仕事にはしないと決めています。
みさとん(50代女性) 2015/6掲載

 

初めての保険外交体験

保険の事など何も分からず生保会社に入りました。ビデオやテレビ電話システムで細かく指導、試験対策をしていただきましたが、いざ外交へとなると上司がついてきてくれたのはたった5件だけ。面接のときの飛込み営業はありません。先輩が細かくサポートしてくれます。困ったことがあればいつでも上司に言いましょう。全て違いました。ノルマの200件のうち飛込み営業190件。困ったことがあればの上司は同行すらしてくれず、先輩たちは自分の事で精一杯。嘘で固められた世界でした。
華音(かのん)(40代女性)2015/6掲載

 

古い医療特約が役に立つ時 定期保険特約付き終身保険

私は生命保険の営業をしていました。古い医療特約のまま見直していない契約者が、日帰り手術を行って給付金が支払われるか問い合わせが来ました。本来であれば、支払い対象外になる事由でしたが、約款上の既得権が行使された事で手術給付金は支払われました。この契約者のご家庭は、お子さんの高校受験や大学受験などいろいろな資金繰りに奔走されていたところに世帯主の急な手術で心底焦っておられたので、給付金が出ますよと報告した際には、大変ありがたがられました。保険の営業は、不謹慎ではありますが、支払いをして感謝されたときにやりがいを感じるんだと思いました。
きゃらめる(30代女性) 2015/6掲載

 

突然の癌の宣告によぎる不安 更新型定期保険

30代半ば、妻と3歳になる子供さんのおられる契約者様でした。仕事中、腰の辺りを押さえて辛そうにされていた日から数日後、胃がんであることがわかりました。会社の健康診断の再検査によるものでした。当初は癌であるとの不安からかこちらにつらく当たられることもありましたが、三大疾病の一時金支払いが済み、またご本人の病状もいくらか回復され、お互いに癌はつらいものだと認識しつつもお金に不自由することなく医療を受けられることが、非常に助かっていると奥様から感謝されたりもしました。最終的には、若い命を終えられましたが、その後の保険金もすべて支払われ持家でしたので住まいやその後の生活は心配することなくおさめられました。若いご家族に突然降りかかった不幸ではありますが、若い世代からきっちり生命保険に加入されてきたこと、将来を踏まえてご結婚後すぐに家を購入されていたことや、奥様お子様の保険についてもきっちり加入されていたことは、不思議でしたが勉強になりました。要らないようでいざという時に自分を守る、家族に愛情というものを形に残していけるのが生命保険です。営業職はすでに退職しておりますが、今でもこのご家族との絆はあります。是非一家の大黒柱には、生命保険の重要性を理解していただいて、ご加入いただきたいと思います。
きゃらめる(30代女性) 2015/6掲載

 


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