保険マップ

ニトリの保険を考える

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ニトリ赤羽店にて

保険マップの管理人は、保険についての記事を書いたり、ニュースを見たり、商品説明を読んだりしているが、何もそれだけをやっているわけじゃない。普通に買い物にも行く。先日は、ニトリに、布団カバーの購入がメインで、加えて家具を探しに行くことになった。
管理人が住んでいる周辺で、一番大きい店舗はニトリの赤羽店だ。他にも近かったり、電車で行けたりする店舗もあるのだが、たいていはニトリ赤羽を使うことになってしまう。
さて、そんなニトリ赤羽店だが、大型の家具やリフォームコーナーに並んで、保険コーナーがあった。ニトリの保険かぁ・・・。
保険マップの管理人としてもうっかりしていた。ニトリの保険は完全に盲点だった。

ニトリと保険

ニトリの保険は完全に盲点であった管理人だが、気が付いてその意味するとこを考えはじめてみると、なかなか合理的な気がしてきた。
ちょっとした室内の小物をニトリに買いに来るような時はともかく、大きめの家具を必要とする時というのは、一人暮らしを開始する、結婚など新生活を開始する、引っ越しで新居に移る、子供が生まれた、小学校に入学して学習机がほしいなどなど、人生においても、それなりのイベントといえるタイミングだろう。つまりニトリへの来店者は、比較的高い割合で、ライフイベントの真っただ中という、生命保険代理店だったら、放っておきたくない人であるといことだ。そりゃあ保険を進めたくなる。

ニトリで扱っている保険

ニトリで扱っている保険だが、ニトリそのものが引き受け会社になるような保険商品はさすがにない。ニトリの保険ショップに並んでいるリーフレットを見ると、よく知っているメジャーな商品が並んでいる。
顧客満足度が高いとか、ランキング上位とかでみかけることの多い、クチコミで評判になったり、売れ筋、人気のある商品を選んでいるところが、さすがニトリという感じがする。今回、ニトリの店頭で目に付いたところを書き出してみると
メディケア生命 メディフィットエースA
ニッセイ 学資保険
ORIX生命 医療保険新CURE
ORIX生命 終身保険RISE
三井住友海上あいおい生命 アンドライフ 新医療保険Aプラス
それぞれの保険会社、商品については、各社、各商品のページでも書いているので省略する。
ここには、今回ニトリの店舗で気が付いたことをだけを記しておこう

メディケア生命のメディフィットエース

住友生命グループからは、メディケア生命のメディフィットエースAのリーフレットがある。スミセイ本体ではなく、メディケア生命のメディフィットにしているのは、商品構成がわかりやすいからだろう。それなりに保険商品の商品説明を読みなれている管理人でも、スミセイの商品構成、商品説明は、気合を入れないと見落としが出そうだ。それに比べて、スミセイグループでありながら、メディケア生命のメディフィットは、構成がシンプルだ。これは、ニトリの店頭で保険の説明するうえで重要なポイントだと思う。

ニッセイ 日本生命の相談予約

学資保険の他に年金(みらいのカタチ)も扱っているのだが、相談キャンペーンをやっている。相談の予約をしたら、ソファーやテーブル、布団などのニトリの製品が抽選でプレゼントされる。「相談予約」というのが、大きなポイントかな。
先に書いた、メディケア生命のメディフィットエースは、わかりやすい商品構成なので、極論を言えば、対面じゃなくても売れないことはない。きちんとリーフレット、商品説明の日本語を順を追って読める人なら、商品内容が理解できる人は多いだろう。
しかし、学資保険や年金というのは加入期間が長く、20年、あるいはもっと先の未来をイメージしての契約、加入となる。経験のあるちゃんとしたアドバイザーと話をしながら、おすすめを聞き出したうえで、検討したい商品だ。そういうアドバイザーが、ニトリの店舗の保険コーナーで、いつでも暇にしているわけではないだろう。まずは、相談予約から・・・というのが、長期=高額商品のセールスの基本なんだろう。豪華ニトリ商品のプレゼントくらい広告費として高いもんじゃないだろう。
予約電話の先は、ニトリではなくニッセイのコールセンターだ。そりゃそうだよな。ニトリの人より、ニッセイの人と相談したほうがいいんだろうな。