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同性パートナーと保険金支払い

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タグ: 生命保険

生命保険の受取人

生命保険の受取人について、日本では、まだまだ多くの保険会社で、夫婦と血縁関係に限る・・という制約があります。まったくの他人が生命保険の受取人になっているとなると。普通に考えて、保険金詐欺とか犯罪の気配がしますよね。そんなに違和感のない制約なんですが、今までは、これで問題が表面には出てきませんでした。
問題が出てきたのが、同性のパートナーに、死亡した時の保険金を残したいと思った時です。

遺言で

不動産とか預貯金とか。財産は、遺言書をちゃんと作成すれば、本人の意思が尊重される仕掛けができています。けれど、保険は扱いが違います。
そもそも、夫婦でも血縁関係でもないので、受取人に指定する契約ができないのですから。
それでも、やはり時代の波でしょう、まだ一部の保険会社ですいが、徐々に同性パートナーを受取人に指定できるようにしようという会社が出てきました。問題は、他人じゃなくて、犯罪じゃなくて、ちゃんとほんとに、同性パートナーであるということの証明方法ですよね。

行政は?

婚姻届けは出せません。でも、結婚に相当する関係と認める制度は、東京の渋谷区、世田谷区で導入されています。そして今回、2017/6/1 札幌市で、宣誓制度が開始されました。札幌市長あてに宣誓すると、宣誓書のコピーと、市長名の受領証が交付されるものです。
こういうには、法律上の効力はないでしょう。婚姻じゃありませんからね。しかし、これをだしてもらえば、保険会社も、同性パートナーとして認めるのにやぶさかじゃないでしょうね。

アホな議員 2018/7追記

いやぁ、LGBTについて批判的なというか、差別を助長するような、時代に逆行するような、そんな自民党の議員がいるのがニュースになっています。比例名簿でけっこう上位。これ自民党という政党が、差別、優勢民族思想に無意識に染まっている・・・てことのように思えちゃうような話です。
XX人種は劣等で劣っているのがら、正しい道へ導くべきである。生産性が低い云々で人を差別していいのは、お金にするためのビジネスという枠組みの中でだけの話だろだと思ってます。
それにしても、その仕事においては、優れている/劣っているというだけの話で、人間性すべての否定じゃありませんからね。
街の片隅で生きている分には、どんな考えて生きていいようか、それほど問題にするべきではないでしょう。ですがが、あの立場、議員としては、相応しくはないでしょう。