保険まっぷ

自動運転と自動車保険 -自動ブレーキの義務化-

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自動ブレーキの国際基準策定

ここ数年、自動ブレーキを搭載した自動車のCMが多く露出するようになりました。現在の自動ブレーキは、あくまで運転支援機能なので、事故の際の責任は、運転者になりますので、自動車保険としては、まだまだ何か心配することがあるわけではありません。
また走行車線の逸脱を検知して対応するような自動ハンドルの話も多くなってきたように思います。
これらの運転支援機能ですが、まだ品質基準などがあるわけではありません。それぞれのメーカーがいろいろな方法を試行錯誤、実験を繰り返して、独自の実装をしています。
そんな中、2017年2月、国土交通省が国際基準の策定を前提とした自動ブレーキの義務化を検討していることが報じられました。
高齢の運転者の事故防止は、大きな課題です。管理人もうっかりしていましたが、どうも日本だけの問題ではなかったようです。言われてみればたしかにそうで、日本より早い時期に高齢化社会になっている国は他にもあるわけですからね。
その高齢の運転者の事故防止対策の方法として大きく期待されているひとつが自動ブレーキですが、国連の作業部会に「自動ブレーキの国際的な性能基準作り」を日本が提唱し、各国もそれに賛同して基準策定に着手する方針が決定しています。
この国際性能基準が策定されたらば、国土交通省は法律を改正し新車販売の条件にし、最終的には、全車両への搭載を目指していくのだといいます。
国土交通省というと、ろくでもない官僚がろくでもないことをしやがって・・・と正直悪い印象のほうが強いのは、きっと管理人の偏見でしょう。そんな国土交通省ダメジャン派の管理人でも、自動運転の国際性能基準の策定の提案、自動ブレーキの義務化など、高齢者の事故を減少させるための取り組みとしては、ちゃんと仕事をしてくれていると思います。もっとも意地の悪いことを言えば、自動車メーカーに、国道交通省からたくさん天下りしているんじゃないかなぁ・・とかは、思ってしまいますが、これもきっと管理人の偏見なんでしょう。

自動ブレーキの先に

自動ブレーキの先なのか、あわせて改善、改良されていくのか、自動ハンドルも目が離せない技術だと思います。これもさらに技術が進めば、自動運転車が現実のものになってくるのでしょう。
今の自動ブレーキも自動ハンドルも、あくまで運転支援機能ですから、事故の場合の責任は、運転者にあります。「今」は。
先日、損保ジャパン日本興和の自動運転時代を見据えた保険の特約について書きましたが、この線引きが難しくなる時代、自動運転機能の責任なのか、運転者の責任なのか判断が悩ましくなる時代が、そんなに遠くない未来にやってきそうな気がしています。
とりあえず早めに、「高速道路逆走防止機能」は、早く実現してもらいたいものです。