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富士火災海上保険株式会社とは

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富士火災海上の歩み

富士火災海上保険の沿革は歴史が比較的古く、元祖となる設立は大正7年に日本簡易火災保険(株)として誕生しました。その後、昭和16年に当時の常磐簡易火災保険株式会社を吸収合併し、その後様々な商品を販売開始し昭和24年5月に現在の社名である富士火災損害保険(株)に社名を変更し現在に至っています。様々な商品の販売の中には昭和の時代で言う『普通保険』や『運送保険』なども含まれており、海上保険を取り扱うようになったのは社名変更後の事になります。バブルの上昇期である昭和63年までには主な商品を販売開始しており、平成に入ってからは海外も意識し、アメリカにもアメリカン富士社などを設立しています。大正から昭和の戦前直前に立ち上がったいわゆる老舗とも言える損保会社です。

取扱い商品

個人向け保険は自動車・住まい・医療・ケガ・海外旅行傷害保険と決して種類は多くはありませんが、中でも医療保険となる「みんなの健保」は2と3があり、みんなの健保3の方は持病がある方でも入りやすいと言う事をアピールし、引受け基準緩和型となっています。企業向け保険の方では、労災・建設工事・店舗補償・事業総合・テナント・マンション管理などが準備されています。中でも個人的に興味深かったのは『企業財産包括保険三冠王Lite』という保険。この保険は富士火災海上でも主力の商品で、火災だけではなく風災・水災の自然災害や、盗難、破損・汚損等のリスクを補償する火災保険なのです。この三冠王Lifeという命名に注目。損保会社でも老舗と言われる保険会社が斬新なネーミングをしたものだと感心致しました。

富士火災海上とAIG富士生命

富士火災海上保険には連結している子会社として、AIG富士生命保険があります。ん?AIGって何か聞いたことあるなぁと遠い記憶を掘り起こしてみると、AIU損害保険をも含むAIGジャパンホールディングスの傘下にあるのがAIG富士生命保険なのです。
正直なところ、損保会社の知名度としてはAIUの方が知名度が高いと思われるのですが、このAIUが何らかの形で富士火災海上にたどり着いた事に驚きです。富士火災海上は、どうしても新しいと言うイメージがまだ定着しておらず、どちらかというと古いというイメージが先行しがちの中で、AIGの傘下に連結子会社があるという事は、ただの老舗では無いという事を思い知らされたような感じがします。その証拠に平成に入ってからの富士火災海上は海外での進出も積極的に幅を広げています。

富士火災海上の評判と口コミ

例えば自動車保険を例に挙げてみますと、個人向けで販売している自動車保険にはベリエストを主流にMUSE(ミューズ)を取り扱っています。どちらも一般自動車及び家庭用自動車の保険なのですが、補償内容は少し違いがわかりにくいものの実際に事故に遭遇した時にサポートセンターの対応がすこぶる評判が良いのです。こうなると、保険料はどうなの?と思いますよね、保険料の方は条件によって個人差があるので断言はできないのですが、安くもなく高くも無いと言ったところだそうです。すこぶる評判がいいと言うのは噂では無くて一括見積に参加しているのが要因かと思われます。評判や口コミと言うのは瞬く間に広まるもので、本当にそうなのかどうかはわかりませんがあくまでも評判と口コミの点では、良いという所でしょうか。電話での応対なんて一番悪く言われるものなんですが、そんな中で対応がいいと言うのは素晴らしい事ですね。

富士火災海上の特徴

富士火災海上保険の特徴は本社が関である・特約が多い・自動車保険には女性を対象とした商品を設けいているという事が代表的に挙げられます。評判と口コミでも少しお話させていただきましたが、自動車保険のサポートセンターでの電話対応が良いという評判で。これは単なるうわさでは無くて実際に電話をした方々のウチの半数ほどが女性の答え。もちろん富士火災海上は代理店販売型ですので、営業社員の対応が問われるわけです。この営業社員の徹底した丁寧さがお客様、いえ、女性の心を掴んだとも言っても過言では無様な気がします。私自身も代理店時代に何度か富士火災海上の営業の方とお話をしたことがありますが、古い会社(ごめんなさい!)の割には、偉ぶらないし丁寧な会社だなぁと思いました。結論とするわけでは無いのですが女性に優しいと商売は繁盛しますよ!

社内評判と口コミ

女性に優しい会社は繁盛しますよという事を後押しするわけではありませんが(笑)富士火災海上は働く女性にとっても働きやすい職場となっているようです。産休・育休はもちろん、子供の行事にお休みをいただく事も可能なんだそうです。部署あ支店によって若干温度差はあるかもしれませんが、女性社員が子供の事で休んだ時には周りのみんなでフォローすると言う教育と体制が整っているようです。この事が要因となってか富士火災海上内で働くキャリアの女性の満足度はなんと94%というデータが出ています。老舗の良い所は、こういう所かもしれません。女性がバリバリ働く時代になり、仕事で家庭を二の次にしてしまう傾向が多い中、こういう理由でお休みさせて下さいと言える環境にある事が素晴らしいと同じ女性として思います。それだけ社内に良い風が吹いているのだと思いますよ。

採用状況・転職

ちょっと意外な所から、つぶやきが聞こえてきましたよ(笑)「富士火災派不死身だー!」と。これは2ちゃんにつぶやいていた人の事を飲用させてもらうのですが、就職を必死になって探し、同期の友人たちは有名商社や大手銀行に大手損害保険へ就職した。自分だけ鶏のこさえたようになって最後の面接だと思って富士火災海上に応募したそうです。結果採用となり、その後はがむしゃらに。。というわけでも無く、すごくマイペースでやりがいがある仕事で、オンとオフと使い分ける事も出来る社内状況だったそうです。一足先に大手損保会社へ就職した同期からは損保会社は甘くない・キツイと聞いていたので覚悟していたそうですが、彼は今とても充実したビジネスライフを送っているそうです。年収も文句なし。先輩にも色々な保険畑を経験した人が居るのでとても頼りになるそうです。ちょっと、富士火災海上に関して見方が変わったのは私だけでしょうか。

格付けと代理店の数

なかなか安定した位置にランク付けしていますよ。保険財務力となるSPはAで総合評点は79、ちなみに連結子会社であるAIG富士生命は創業評点は75と同じく安定した位置にランク付けされています。この事から富士火災海上が歴史は古いながらも着々と時代の流れと共に上手にリズムに乗って現在まで成功してきた事がうかがえます。また、販売の要となる代理店数は2014年3月末現在で24,495店となっており、こちらも全国各地に富士火災海上保険の代理店がある事がわかります。代理店を増やす保険会社は、ここ数年減少傾向にあり保険会社の合併や吸収合併で1社だけ取り扱う代理店は少ない中、富士火災オンリーで営業を続けている代理店も少なくないそうです。これはなかなかできる事では無いと思いますよ。感心しました。

本当はすごく優しい会社!

興味があったらでいいのですが、富士火災海上保険のホームページをご覧ください。感心したのは『リクルート情報』が掲載されている事。
私の息子も来年の春には就職しないといけない大学四年生なのですが、親としてこんな風に個々の会社では○○県の○○支店で募集していますと掲載されているとありがたいですし安心します。採用されるかどうかは別として、保険会社は損保も生保も入社してからどこに配属されるか決定するのがパターンなのですが、最初から明確に行先が分かっていると受けてみようと思う就活性の意欲も増すのではないかと思います。総合的にみて、もうお気づきかもしれませんが電話対応での評判が良い・女性が働きやすい・新入社員が働きやすい・明確に情報を公開する事から富士火災海上保険は『優しさが溢れている会社』ではないかと思います。過剰評価と言われても構いません。私はすっかり富士火災海上保険のファンになってしまったのですから。

今後の展開

成り立てのファンとしては、今後もずっと残って行って欲しい損保会社です。今回は商品自体の保険料や内容については余り触れなかったのですが、社内的にはとても素敵な人材が揃っているであろうと思わせる会社だと思わずにはいられません。老舗と言うと変な所に重点を置いてしまい、若い人が希望も何も持てなくなる会社が多い中で富士火災海上保険は時代の流れに乗り遅れる事無く、加えてお客様への信頼をたくさん得ていると思います。これは保険を販売するに関して一番大切な事では無いでしょうか。保険料が安いだけの保険会社はいつか必ずシワ寄せが来ます。しかし富士火災海上は、AIG富士生命をはじめとして、直接ではなくても他からの委託商品も取り扱い、上手に損保業界に存在していると思います今後も、どことも合併せずにこのままの状態で更なる飛躍をしていただきたい!そう思わせる富士火災海上保険です。