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朝日火災海上保険株式会社とは

朝日火災海上保険について

謎が多いと言うか。。知名度がイマイチなのでしょうか、朝日火災海上保険と聞いても「そんな保険会社知らない」という方が多いのではないのでしょうか。会社としての歴史は古く、1951年2月28日に設立されています。母体となる企業として野村證券、大和銀行(現りそな銀行)、第一銀行(現みずほ銀行)が出資者となって設立されています。更に財界人や有力企業も発起人となっているのでもっとメジャーになってもよいと思うのですが、法人関係にはある程度の知名度があるかもしれませんが個人にはまだまだ浸透していないようです。
朝日火災海上のマークをご覧になってみて下さい、赤い部分が朝日のA青い部分が火災の火を表したものだそうで、この発想からしても歴史の古さを感じます。大株主には野村グループ・みずほ・りそななどの顔ぶれが並びます。

朝日火災海上保険・個人/法人

朝日火災海上保険の商品ですが、個人と法人で違ってきます。個人の方は自動車・住まい・レジャーなど生活面に対応する保険を主としているのに対して、法人の商品には『財産』というのが有ります。この財産にこそ、朝日火災海上が法人向けに販売を進めている商品の様です。
朝日火災海上といえば積立が有名なのですが、今でも積立型の保険は主力級でご年配の方々などは解約せずに契約を続けている方が多いようです。保険会社につきものの格付けから行くと、朝日火災海上保険はまだまだ上を目指す位置に居るのですが積み立て型の火災保険などで顧客を増やすなどしてまずまずの知名度を上げてきているようなのですが、逆に言ううと歴史の古い保険会社なのにこれだけ知られていない保険会社も珍しいなぁと興味が出てきたのは自分だけでしょうか。。

朝日火災海上保険・積立保険

朝日火災海上は積立保険主力と言っても過言では無いのです。積立に関しては評判が良く、加入していた人からは満期になる前に事情があり解約を申し出た所、返礼率が悪くはなかったと言っておられました。どこの保険会社にも得意分野と言うのがありますが、どうやらここの会社は積立保険が得意分野になっているようです。積立傷害保険・積立火災保険などもあり、掛け捨て保険に抵抗感がある比較的ご年配の方や団塊世代の方でお金に余裕がある方々には人気があります。積立という文句が自分に何かあった時に家族に何か残してあげられるという強みでしょうか。今は積立にこだわらなくても財産を残す方法がある保険はたくさん出てきているのですが、積立保険は何と言ってもかけている期間が必要となるために、早くから顧客を獲得した歴史ある朝日火災海上保険は有利だったのでしょう。

朝日火災海上保険・損害保険

ところで、ふと思ったのですが朝日火災海上保険の社名ですが、どうして損害保険にならないのだろうと思いました。
日常には何の影響もないのですが、ただ保険マニアの私のこだわりといいますか気になってしまいました。
調べてみた所、1989年(平成元年)に現在の損保会社は社名を損害保険に変遷したことが判りました。単純に再編という事になります。
1989年と言えばバブル時代になりますが、その当時は保険会社名を名乗るときに主力商品の名前を2種類入れないとならないと言う規定があったからです。1989年以降は損害保険業界において様々な商品が販売され始めたので損害保険と名乗るように変遷する会社が一気に増えたのですが、ただ朝日火災海上だけは合併や吸収合併が多い中、単独で設立当初のままの社名で頑張っているようです。すごいですね。

朝日火災海上・評判

知名度の事ばかりで申し訳ないのですが、実は朝日火災海上保険は全国の各地にほぼ代理店や店舗があるのですよ。
代理店と言えば販売型がお約束ですから、知名度が低いと言われるのも珍しいのではないでしょうか。東証などには上場しておらず資本金50億円の野村・みずほ・りそなグループが出資しているの上に歴史が古い事を思えば安心材料の一つだと思うのですが、イマイチ飛躍しないのはお客様の評判や口コミを見ればその原因がわかってきます。先ず飛び込んできたのが説客態度が悪い。どこにでもある話だと思うかもしれませんが、何かにつけ鼻につく、ものの言い方をすると言うのです、担当者によりけりですがその方は積立保険に加入していたので「ウチより他に高い配当の所はないでしょ」と自慢げに言われたそうです。販売戦力の一つとして売り出していた積立保険に傲慢になってしまったのかもしれませんね。。残念です。

朝日火災海上・事件

違う意味で有名になってたんですね。。。と。保険会社にとってお金が絡みの不祥事は信用を無くすと同時に、全てを無くすと言っても過言では無いのです。残念ながら朝日火災海上保険にも不祥事となる事件は起きていました。その中でも平成8年の地位確認等請求事件と名がついた事件では朝日火災海上の汚名となってしまいました。裁判にまでなった事ですので詳細をここで記す事は控えさせて頂きますが、せっかく野村グループ・みずほグループ・しそなグループが付いているのに、大手企業の人材教育に力を注げなかったのだろうかと思います。
それと、悪い事とわかっていながら手を出してしまう前に誰も止める人、または組織が無かったのか?とさえ歯がゆく思います。保険金の不払いも大不祥事ですが、運営する社員が自ら会社のお金を悪用して自分の懐に入るようにする事などは今後起きない様に祈ります。

朝日火災海上と火災保険加入事情

皆さんのお宅の火災保険には家財は保険に加入していますか?また地震保険には加入していますか?
応えは半分の方が地震保険の加入はNO、家財保険の加入は7割もあればいい所でしょうか。昨今の火災保険加入事情について悩ませているのが家財保険離れ。若い世代の方が新築一戸建てを購入した時に、住宅ローンが精いっぱいで火災保険は家財に保険料をかけない人が多いのです。
驚く事なかれ、現役時代にも何度もお薦めしたにも関わらず火災保険の家財には加入しないお客様はたくさんいらっしゃいました。
なぜ、家財に保険をかけないのか?地震保険に加入しないのか?それは言うまでも無い保険料が高くなるからです。建物にだけ保険を掛けるならば保険料はかなり安くなります、しかし建物にしか保険がかかっていないという事は入れ物にしか保険がかかっていないという事になるのです。掛け捨て保険料に納得いかない方、火災保険は掛け捨て保険だけではないのです。そこで>>>

朝日火災海上・スーパージャンプ

朝日火災海上の主役ともいえる商品です。何十年の住宅ローンを組んでも、一瞬の災害や火災で家に何らかの損害が出た時に補償が何もされないという事にならない様に火災保険は手厚い補償にしておく事をお薦めします、家財はもちろん地震保険にも加入知る事がこの時代必須条件ではないでしょうか。保険料が高い、それは保険料が掛け捨てだから余計にそう思うのではないですか?
その保険料が積立式で満期返戻金となって貴方の元に保険料が返ってくるとしたらどうでしょう。スーパージャンプはそんな方にピッタリの火災保険です。スーパージャンプの魅力は保険期間が5年か6年の2タイプから選べる、支払保険料の金額よりも満期返戻金の方が多くなるタイプも用意されています。掛け捨てが主流の火災保険において朝日火災海上のスーパージャンプは画期的な積立型保険と言えるのではないでしょうか。

朝日火災海上のリニューアル保険

保険商品は時代と顧客のニーズに加え、新しい補償を追加したい時にリニューアルをします。
朝日火災海上でも従来の各種傷害保険を上級商品の傷害保険へと統合しています。その中の一つであるのが「天使のお守り」子供保険ですね。
大切なお子様が、また大切なお孫さんが産まれた時に加入する方が多く、特にお孫さんにかけてあげたいという祖父母にあたる方の依頼が多いようです。そこは歴史ある朝日火災海上の強みでもありますね、まだ収入が多くは無い息子あるいは娘夫婦の為に何かしてあげられるとしたら保険に加入しておく事ではないでしょうか。補償内容も他社の子ども総合保険とひけをとりませんし、充分ではないかと思います。そして何と言っても朝日火災海上自らが加入を促進するターゲットとして高齢者つまり、祖父母を挙げています。孫は目に入れても居たくないと言うのですから、遠慮なくお願いしてみてはいかがでしょうか。

朝日火災海上・社内状況

「FACE TO FACE」というコンセプトに挙げ、社員全体が損害保険としては少なく600人という人数を生かしてアットホームな社内環境と信頼関係を築くよう心がけています。大手企業が基盤となっているだけに逆に規制も多く、自由に斬新なアイデアをどんどん取り入れていくのが他社よりも難しい反面、社員のほとんどが社長と食事を一緒にしたことがあるなど働く場としてはよい環境ではないでしょうか。
そこが営業にも生かされれば、とても良い強みになるのですが、大手企業の時には縛りに合う事もあるのでそこは弱みになってしまうのかもしれません。平均年齢は40.5歳と若干高いですが、大学卒業後の新人さんが働くには頼れるベテランの先輩が必ずいるという風にも捉える事が出来ます。数少ない社名変更がない会社として、この安定感を生かして、社内の良い空気をお客様への商品提案・販売に繋げていって欲しいものです。
Written By あさひAtoZ
本稿は、あさひAtoZから寄稿されています。