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スイス・リー・インターナショナル・エスイーとは

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スイス・リー・インターナショナル・エスイーって何?

《スイス・リー・インターナショナル・エスイー》長い名称ですが、聞いた事ありませんか?何となく聞いたことあるような、何となく知っているような、何となく飛行機に関係あるような。。どれも間違いでは無いです。スイス・リー・インターナショナル・エスイーは保険会社なのですが、外国の保険会社の中でも保険だけを基盤としない大企業といった所でしょうか。再保険・保険・金融・リスク移転などを主な業務としています。再保険専門でもありませんし、理数マネジメントを行う上で、知名度も他の諸外国の保険会社よりも高いと思われます。専門的分野に徹底して別れており、基盤となる顧客は保険会社をはじめ、中型・大型企業、公共などが主体となり構成されています。

スイス・リーの概要と歴史

2013年に150周年を迎えたと言うのですから150年の歴史があるという事になるのでしょうね。。
あいまいな書き方ですみません。しかし、スイス・リーの歴史もそうですが規模的に大きすぎて、再保険だけではなく金融面に関してもどのくらいの歴史があるのか全部ひっくるめて150周年となるのでしょう。そこで、わかりやすい様にスイス・リーは150周年記念としてパンフレットを発行しています。内容は総合的な保険の歴史から始まり、米国・英国・中国などの保険の歴史を特集したものを発行しています。
保険がどのようにして、その国に役立って来たかわかると同時に国ならではの歴史がわかるのが特徴のパンフレットです。
このパンフレットは一般人の方向けに発行されており、誰でも保険の歴史が分かるように編集されています。

大企業

スイス再保険グループとしては再保険に限らず保険・他の保険・リスク移転などのベースのフォームの大手卸売プロバイダとしています。
直接取引やブローカーを通じて作業されており顧客の元となる多くは中小企業や公共部門となります。
ここまでは再保険として前にも説明させていただきました。しかし、スイス・リーとしては、これだけでは無くて大企業とも言えるのではないでしょうか。金融・銀行はもちろん、不動産、農業開発や宇宙開発、食品に健康管理、交通などにもかかわる事業を展開しています。
私達の事業として公開されていますので、恐らく何らかの形で関わっているのですが、あまりにも項目がありすぎて驚きです。そして間違いなくただの保険会社・再保険会社では無いという事は言えるようですね。

日本支店について

スイス・リー・インターナショナル・エスイー 日本支店として存在しています。
日本支店の特徴は、お客様を法人に特定している事でグローバルかつ高度な専門知識を広範囲で提供しています。
必要とされている部分がどこにあるのか、難しい所なのですが、ひとえにグローバルと言っても日本の場合は海外とは違い、地震や災害に関するリスクが重視されている事と企業の賠償責任保険が特に必要性が多いという事は間違いないと思えてなりません。
また、戦後のめまぐるしい開発と建物の増加に伴い、あらゆる工事にまつわる工事保険などにもニーズが高まっています。
一つ素朴な疑問なのですが、スイス・リーと契約する日本企業がどんな企業なのか気になる所でもありますし、日本支店だからと言って日本の企業とは限らないのかもしれません。

格付け

格付けと保険会社は切っても切れない関係と言いますか、人気投票みたいなものかもしれないのですが気になるのも確かです。
他の外資系保険会社とはまた側面が違うだけにスイス・リーインターナショナル・エスイーとしての格付けはどうかと言いますと、A+またはAAと言う風にトップレベルな格付けランクに位置しています。日本で言うと東京海上日動がダントツのような感じと思っていただければわかりやすいかと思います。要するに安定している財力があるということと、それだけの必要性がスイス・リーインターナショナル・エスイーにはまだまだあるという事と思えてなりません。なんせ150周年を迎えた後ですからね。こんなに長く続いている保険会社、いえ企業としても世界トップレベルな格付けとなるのではないでしょうか。

例えば航空宇宙に関して。

スイス・リーインターナショナルとして、再保険部門でたくさんの保全をしているのですが、その中で航空宇宙部門があります。
そんなことまで保全するのか?と思ったのと同時に規模が大きすぎて書ききれないのも事実です。航空宇宙へのソリュージションとしては一般的な航空に加え、気象リスクソリューションという項目もあります。宇宙となると個人・法人というよりも国単位の規模になって動く保険料が一体いくらになるのか一般庶民としては、ものすごく興味のある所です。そんなところまで保全していたら会社が倒産しないのか?という素朴な疑問もこれまた一般人の私としては思えてなりません。しかし、それをなんなく通常業務として引き受けているのです。
露骨な言い方ですが、一体お金どのくらい動いているんでしょうね。。。

例えば農業に関して。

大企業ソリューションとして、南アフリカの農家を支えています。農家と言うと常に闘わなければならないのが天候のと天候により収穫した作物の価格変動。これは日本でも同じ事です。Farmsecureイコール南アフリカ最大の統合されたアグリビジネス企業として、圧力を緩和しようとしてます。と、言われても何の事だかよくわかりませんよね。例えば8万ヘクタールで穀物を半年で40万トン生産する契約を取っているとします。天候に左右される農業は、1日の悪天候で何万ドルもの損失が出ると言われているだけに、保全が必要なのです。しかし、規模が大きいですね。8万へクタール40万トン半年って日本だったら北海道でしか無理じゃないですか?想像すらつきません。スイス・リーの保全がいかに規模が大きく視野が広く視点が鋭い事を思わされました。

クレームサービス

何にでも商品を販売して購入するシステムがある限り出てくるのが『クレーム』保険も同じですクレームはつきものです。
クレームでもよくあるパターンが「出る・出ない」と言った・言わないの契約者と保険会社側のトラブル。
契約の際には必ず規定を読んでいただき、長い長い説明をして契約しているので言っているはずなのですが、いざ、保険にお世話になる時に「あの時、出るって言ったじゃない!」というのが多いのは事実です。自動車保険で多いのですが。
スイス・リーではクレーム対策にも力を入れています。日本支店では・長年の経験をもつ専門的なクレームズ・マネージャーが日本に所在
・グローバルネットワーク・地域に根付いた幅広い専門知識・最高品質のサービスと言った風に万全の態勢でクレーム対応に努めています。
大切な事だと思いますよ。

スイス・リーの強さ

ここまで財力と知名度と歴史に強さを感じる保険会社はおそらく世界のどこにもないのではないでしょうか。
保険会社という事を時々忘れるくらいですから。大企業というイメージが定着しているため、単純に保険会社と言えないですね。
また、ここで働いている日本人の方も居ると思うのですが直接かかわる事もなさそうなくらい一般人の生活には縁遠いという規模の大きさがそうさせると言うか。。でも、世界的にも不景気と言われる昨今、このくらいの盤石な大企業があるのは心強い事です。強いという意味は財力や知名度だけでは無くて顧客をしっかりと離さず受け止めておける事も強さだと思います。日本にも支社がありますので先進国としてありがたい事ですが、スイス・リーインターナショナル・エスイーの名はこれからも強さと共に引き継がれていくでしょう。

今後の展開

今後の展開としては、安定感が抜群ですので何の心配もない。。と言いたい所ですが、余計な心配として、損害が重なったらどうなるのだろうと思う事はあります。再保険会社としてリスクを引き受けているのですが、あまりにも規模が大きい事やハイリスクのものが多く感じるのも一般人としての感想です。しかし、格付けなどでもわかるように強固な財務力と需要性がある事で今後も大きな危機が続かない限り盤石なまま運営していく事でしょう。大企業という中で、歴史が150周年を超えたという迫力もスイス・リー・インターナショナル・エスイーの名は後世に引き継がれていきますし、ここで働きたいという人々が増えるのもこの会社の魅力の一つになって今後も活躍するのではないかと思います。