朝日生命保険相互会社

朝日生命に対して管理人は、介護や認知症の分野へ、早くから真摯に取り組んでいる会社であるというイメージを持ってます。
2012年に商品化された「あんしん介護」は、介護の保障を中心に据えてスタートし、2016年には認知症保険を発売しています、これらあんしん介護のシリーズを通じて、前述のように介護といえば朝日だね・・・を目指していると思っています。
ポジティブな捉え方をすれば、保険という特殊な商品をあつかう企業に課せられた社会的義務、社会的使命を真剣に誠実に果たそうとしている会社であると言えますが、ネガティヴに意地悪く捉えると、何かの特徴を出していかないと世の中に対して存在感も示すことができず、会社の未来がないから、いろいろ模索して足掻いた結果見出したのが、介護分野だったと言えないこともないでしょう。
管理人としては、どっちでもいい・・というか、保険会社は、キレイゴトと利益追求と、どっちもなけりゃだめだと思ってます。
社会的使命なんて知らないという保険会社は困りますが、株式会社という組織である以上、ある程度の利益を維持し発展させて財務的に健全でないと、安心して保険料を払うこともできないでしょう。
キレイゴトだけじゃ企業は維持できませんが、キレイゴトも言えない程度の力しかない企業は信頼するに値しないとも言えるでしょう。嘘でもいいからキレイゴトを最後までつらぬけば、それは真実になるのかもしれません。

 

さて介護や介護支援の問題。これは朝日生命というより社会的な問題というべきですよね。厚生労働省や保険会社などの調査、研究機関の数字からも、要介護者も、要介護支援者も、年々増えてきているのが実情です。その経済的な負担を重く感じる世帯も少なくはありません。
恐ろしいような試算もあります。2025年に要介護、要支援の認定者は840万人になると言われています。人口の1割には至りませんがそれに近い、恐怖の数字です。

 

保険会社は社会的にニーズに応じて保険を設計するものだと管理人は思ってます。そりゃあそうです。社会的な使命というキレイゴトな話ともいえますが、資本主義的に言えばニーズのない商品を作ったところで売れませんからね。世の中の動向を捉えてビジネス化する、商品化する。どんな業種でやっていることですが、保険会社はそれがわかりやすいと業界といえるでしょう。

 

こうなると介護や認知症に取り組んできた朝日生命保険が黙っているわけはありません。
今回、業界初、要支援2から保障する介護保険の発売を開始しました。要支援2の段階から保障を受けることで経済的な裏付けがあれば、重症化を防ぐための予防策にも、前向きに取り組むことができるでしょう。何しろ、要支援2になると症状が進んで要支援3になるのは25%という数字が出ています。それが少しでも減ることは、世の中的にも大事なことといえるでしょう。

 

商品構成、内容はかなりシンプルです。公的介護の認定と連動しているのもわかりやすさに繋がっているでしょう。
また要支援2から保障の範囲です。つまり要介護5まで、幅広くカバーしています。
そして、必要性はそれぞれの事情で異なるでしょうが、死亡保障がついています。
解約返戻金もあります。もちろん解約返戻金は年数等で異なります。

 

今回の朝日生命保険の新商品はなかなか興味深い商品だと管理人は思います。

 

==>介護と認知症の保険


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