実は、私の初めての就職先が保険会社でした。新卒部隊でしたが、いわゆる保険レディです。正直言って、学校を卒業して間もない、まだ実家で親の世話になっている若者に保険の必要性なんてあまり分かっていませんでした。お客様には将来のプランだとか家族のためにだとか口ではそれなりの事を話すけれど、まだ若くて健康な、守るべき家族もいない自分には保険の必要性など、いまいちピンときていなかったんです。それでも職員だということで、自分も生命保険には加入しました。不思議と加入してみると、これで病気になっても事故に遭ってもお金の面では心配ないという安心感が生まれ、なんとなくその後も解約しようという気にはならず、何十年と続けています。私自身は今まで一度も保険金を請求したことはありませんが、家族が大病を患い、その際には保険金に随分と助けられました。長期に渡る入院、高額医療等、とても自腹で全部を賄える金額ではありません。この時初めて保険の有り難みを実感しました。最近ですが、保険会社の方に私の加入している保険の見直しを勧められました。今の自分には十分な内容だと思っていましたし、見直す＝保険料のアップなので渋っていたのですが、その直後、会社の健康診断で再検査に引っかかってしまった項目がありました。結果的には何でもなかったのですが、もし病気になったらと考えると、保険会社の方の言う内容に変えた方がより安心できるなということで、現在の保険に加入しました。自分自身が健康に気を付けるのはもちろんですが、万一のとき、治療費や生活費の心配が無いというのはとても心強いです。
なかみ (40代女性)
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