株式会社かんぽ生命保険

2018/12/19、掲題の通り、かんぽ生命保険とアラックの戦略合意がなされ、その中でかんぽ生命保険がアフラックの株式を取得すると発表した。このニュース、受け止め方は人それぞれだとは思うが管理人はかなりの違和感を禁じ得ない。

 

以前から郵便局の窓口でアフラックの保険が販売されているのに気が付いている人は少なくはないだろう。けっこうしっかりポスターも掲示されているし、保険じゃなくて郵便や貯金の用事で郵便局に行った際に見たことがある人もいるだろう。
郵政民営化で、かんぽ生命保険なども株式会社になって、「民」になった。とはいえ、まだまだお役所的な、よく言えば親方日の丸的な安心感があるのは否めないと思う。
結局、かんぽ生命保険だから安心ではなく、郵便局の窓口だから安心というのが実態に近いのかもしれない。
だから、民より官のイメージが色濃い郵便局で、他社の保険商品を扱うとなったのは衝撃的だった。
しかも国内大手じゃない。外資系のアフラックだ。
当時は色んなことを勘ぐった。国内大手だとかんぽ生命保険と商品ラインナップが競合するから避けたんだろうか。我こそはと国内各社が足の引っ張り合いをしたのだろうか。金融庁の指導とかがあったのだろうか。アメリカから圧力でもあったんだろうか。
真相はわからないが、少なくとも、かんぽ生命保険はがん保険などに関しては商品構成として不十分だ。かんぽ生命保険の商品ラインナップを補完するという意味で郵便局の窓口にそろえるには適していたのかもしれない。

 

あれからそんなに時間は経っていない。郵便局、かんぽ生命保険とアフラックの蜜月はまだ続いているということだろう。

 

かんぽ生命保険が外資の保険会社の株式を取得する。かんぽ生命保険は民間の株式会社だ。ストレートに考えればなんら問題なんかないのだが、何しろ郵便局のイメージ、官のイメージが強い。アメリカのほうから、ストップや妨害がかかっても何の不思議もない。悪く言えば、国をあげての経済侵略にも見えないことだってない。
そんな悪評を避けたいがたんめか、ニュースは、かんぽ生命保険がアフラックの経営に口出しをすることを目的にするものではないとしている。目的は、アフラックがコンスタントに利益を計上し、株主にリターンを返しているから、その利益を狙ったものであるとしている。

 

 

管理人は、何もアフラックの保険が悪いものだとか、アフラクが悪い会社であるとは思っていない。日本に入ってきた時の、不自然な優遇策があって今日のシェアになっているとは思うが、それでも今の商品設計や販売展開などにネガティヴなイメージはない。
仮に、アフラックに対する出資を国内大手の保険会社がするという話であれば、それはそれで何の抵抗感も不自然さを感じないで受け入れることができただろう。だが、かんぽ生命が出資するなら、他に候補になる国内会社が幾らでもあるだろうと思わずにいられないのだ。

 

かんぽ生命保険とアフラックの蜜月がいつまで続くのか神のみぞ知る世界だろうが、今後も注目しておきたいと思う。


かんぽ生命保険がアフラックの株式を取得する戦略提携に合意(2018/12/19)関連ページ

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