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株式会社損害保険ジャパンとは

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大手と言えば損害保険ジャパン

『超一流』この言葉が思い浮かぶのが通称・損保ジャパン、また業界人の間では損ジャとも呼ばれています。「損ジャが相手か、手ごわいなぁ」とう代理店時代には営業社員から毎日のように聞こえてきた言葉です。損保ジャパンを代理店としている店舗は看板を上げるだけでお客さんが付くとも言われていました。損保ジャパンは取扱い商品のみならず、あらゆる面でNo.1のトップブランドを持っている保険会社です。
創業は1888年(明治21年)の10月・資本金700億円とも言われる日本を代表する保険会社と共に日本を代表する大企業でもあります。
海外にも28か国183都市を拠点として展開を広げています。個人・法人ともに力を入れており、どちらも均等に顧客を獲得している保険会社です。いわば保険会社の老舗とも言える損保ジャパンも数々の保険会社と合併をしてきました。2014年9月には日本興亜損害保険との合併も決まっており、更にマンモス保険会社として幅を広げていくでしょう。日本にこれだけの大きな保険会社がある事はある意味、誇りに思ってもいいのではないでしょうか。

商品ラインナップ

この会社に保険の一切を任せているという大企業も少なくありません。自動車をはじめとし、傷害保険・火災保険・旅行傷害保険・子ども保険・医療保険、変わりダネとしては個人ローンや401Kと言われる確定拠出年金も取り扱いをしています。法人部門では情報漏えい対策保険・建設・土木・船舶・不動産・飲食業などあらゆる商品を取り扱っています。この商品ラインが個人、法人を問わず多種多様の保険商品を持っている強みとして、顧客のニーズに応じて即、商品を提案する事ができます。中でも確定拠出年金401Kは、ある時期ブームを呼んだ年金保険でもあり、この時取扱会社が限られている事から損保ジャパンの知名度が上がったのもあります。保険契約を1社に統一する事によって利便性を加入者に提案するリスクマネジメントも行う事で加入者を伸ばしています。

自動車保険・ロードアシスタンス

損保ジャパンの自動車保険、ここでは個人用自動車保険の事を上げます。損保ジャパンの自動車保険のすごさはロードアシスタンスにあります。もちろん自動車保険の基本補償も手厚く、不安感はありません。この基本補償に加えてロードサービスがすごいのです。JAFの会員になっておられる方、損保ジャパンのロードアシスタンスにおいては自動車保険の特約付帯と言う形で更なる安心を得る事ができます。損保ジャパンのロードアシスタンスではJAFで提供しているサービスに加えて損保ジャパンのロードサービスを受ける事ができるのです。もちろん、JAFの会員でない方もロードアシスタンス単独としてサービスを受ける事ができます。損保ジャパンのロードアシスタンスに匹敵するロードサービスはおそらく他社には無いかと損保ジャパンが自信を持っておすすめしている自動車保険だという事が伝わってきます。

傷害保険の必要性

私事ながら昨年の地区の運動会に参加中に転倒し、ケガをした事があります。頭を打ち足も打ち全身のあちこちが痛いという事で病院へ行くと頭部のCTから始まり全身のレントゲン。結果、打撲という事で大事に至らなかったのですが、かかった費用が12000円程でした。CT撮影をすると高くなる事は判っていましたが、運転できないとなるとタクシー代もかかり結局実費で払ったのですが、その時に損保ジャパンに勤務する友人から傷害保険を薦められ加入しました。主婦がケガをする原因の半分は家庭内という言葉の通り、最近も自宅の玄関で転倒し足をケガしてしまい。。要するに生命保険も大切ですが主婦の方も傷害保険に加入する事を是非声を大にしてお薦めします。あ、肝心な事を言わなくては、損保ジャパンの傷害保険はオプションも豊富でホールインワンや家族タイプの保険も充実しています。

損害保険ジャパンの評判と口コミ

ちょっと違う目線で見ると、損保ジャパンに関しての評判と口コミは良いか悪いか真っ二つに分かれます。これは他社も同じような事があるのですが、損保ジャパンの良い評判としては「とても良い対応で信頼できる」「最低な保険会社」と両方の意見がありました。この要因としてあげられるのは損保ジャパンの社員または取扱代理店の営業社員にかかっていると思うのです。その一人一人がお客様に対してどのような対応をしたかによって『さすが損保ジャパン』『損保ジャパンだからって偉そうだな』となってしまうのです。
確かに、損保ジャパンのブランドだけを鼻にかけ高飛車になるか、損保ジャパンの社員だという事を誇りに持つかは社員一人一人の心構えとモチベーションで決まると言っても過言では無いのではと思います。

損害保険ジャパンの強み

言うまでもなく損害保険でトップクラス、大手、一流企業としての大きなスケールを活かした、あらゆる分野に保険商品を通じて事業展開ができる事ではないかと思います。リスクマネジメントをはじめ、法人・個人に必要とされる主に生活のサポートを大きくできる商品を多く持っているのも強みに含まれます。損保ジャパンに全てを依頼している人には信頼を大きく持っている要因が大きいようで、そこへ通う営業社員のセールスや応対もトップクラスの接客をしていると私は確信しています。先の項目に述べたように、損保ジャパンに関わる社員一人一人がお客様を大切に、お役にたちたいという誇り高いプライドを持っている事で、強みはさらに信頼と絆に変わり強固なものになるでしょう。

就職・採用状況

就職に関しては、新卒・転職共に希望する人は多く、待遇も良いとされています。
損保ジャパンとしての強みはブランド性がある事と、お話ししましたが反対に弱みとしては合併・吸収合併が多く社内の展開が早いので長く勤務する人にとっては給与面以外で、不便さを感じる人もいるようです。私の友人は損保ジャパンの女性営業社員なのですが、採用後は研修の連続で、男性率が8割を超える中、同じメニューで研修を繰り返し社員になりました。男性優位の職場かと思いきや、育児休暇や・産休なども充実していて、若い女性社員には働きやすく友人のようにキャリアを挙げている女性には給与面で待遇が評価されるそうです。ただ、保険は取って取られる商品ですから、いかに毎年の継続率を上げる事ができる人が就職後も残っていくそうです。チームながら、個々にはライバルだと友人は言っておりました。売れる人は男女関係なく出世していくそうです。

社内評判・その他

損保業界のマンモス会社として多くの社員や代理店を抱える損保ジャパンは、社内の繋がりも大切にしています。
社内イベントや、部署別の行事など、盛んに上下関係や横の関係に疎外感を持つ人が出ない様にしているのも確かです。
また、環境問題にも力を入れていて社員が環境問題に取り組む事で、未来への人材育成や教育に役立てています。
社内の口コミですが、やはり、これだけ大きい会社になると社内恋愛も多いようで、めでたくゴールインされる方も少なくは無いようです。
お互いに職を充分に理解した上で、家庭を気付く事も良い事だと思います。もちろん、大きい会社ならではの他社からのバッシングや不評も多く言われる事もあるでしょう、でもそれはトップクラスの地位に居る言わば勲章の様なものだと思います。
今後、損保ジャパンと並ぶ損害保険会社が出て来る事を少し楽しみにもしています。

代理店との絆

全国で稼働中の代理店のうち損保ジャパンを乗合としている代理店または、今後は乗合を希望している代理店は減るどころか増えていると言います。代理店は保険会社が合併をするたびに、帳票(申込書や・パンフレット)を差し替えて古いものは処分すると言う作業を繰り返さなければなりません。私が代理店勤務時代にも実際に取り扱っている保険会社が同時に合併すると言う事が起こり、社員全員で朝方まで帳票やデータの入れ替えをした事があります。また、何よりも大切なのは合併が発生した時に加入者に連絡をしなければならない、そして継続をお願いしなければならないと、ある意味、保険会社の売り上げは代理店にかかっていると言ってもよいのです。損保ジャパンは代理店を大切にしています、それは他社よりもこまめなサポート力が信頼の絆を深くしていると思います。

合併を迎えるにあたって

もうご存知の方もいらっしゃると思いますが、損保ジャパンと日本興亜損害保険は2014年9月に合併します。
合併後の名前は『損保ジャパン日本興亜』と取って付けたままの様な社名になるのですが、ここは仕方ありませんね。
問題は中身です、先ず体系の発足後は社員同士の混乱は免れないでしょう。どちらも保険業界で力量を発揮してきたわけですから、社員同士のプライドもぶつかり合うと思います。損保ジャパンに負けず日本興亜も保険の老舗として、あらゆる保険を販売してきました。
私事ですが、火災保険は日本興亜が一番よいと思いましたし、現在も加入中です。この二つが合併する事で目指すは「世界で伍していく会社」なのだそうですが、本当にそれも夢では無い事と思えてなりません。この合併で日本の企業として益々飛躍するきっかけになればいいと応援しています。
Written By あさひAtoZ
本稿は、あさひAtoZから寄稿されています。