イーデザイン損害保険株式会社って何?
東京海上グループってすごいですね、NTTファイナンスと共同で株主になり、このイーデザイン損害保険を作ったのですから。
そもそも、イーデザイン損害保険を作った目的が判らないのですが。。要するに通販型自動車保険を販売する窓口を東京海上も欲しかったという事なのではないかと思います。しかし、業界トップとも言われる東京海上日動が存在しているのに、わざわざネット通販で自動車保険を販売する必要があるのだろうかと思います。しかもNTTまでそれにのっかっているのですから、同じ通販型を扱う会社としては煙たい存在とならないのかと素人ながら心配になります。母体は強固なので安心して加入できると思いますが、イーデザイン損害保険として飛躍させたいのなら東京海上グループの名前は公表せずに勝負して欲しかったと言うのが、保険マニアのつぶやきでもあります。
イーデザイン損害保険と東京海上グループ1
くだらない事にこだわるかもしれませんが、イーデザイン損害保険を全面的にアピールしたいならイチイチ大きく『東京海上グループ』と入れないで欲しい。東京海上日動ではなく、東京海上グループとして自動車保険を販売するというのですからネット通販とはいえ東京海上日動の社員はどう思っているのでしょう。気になりますね。。イーデザイン損害保険としては自動車保険の販売もまずまずで、お客様満足度も高いようです、しかし、このイーデザインの自動車保険に加入した人は東京海上だから安心と言うのが根底にあるのではないだろうかと思えてならない。
いや、わるい事ではないのですよ、ただ東京海上グループの考えている事がイマイチ理解できないのです。東京海上とNTTが関連しているとわかれば、安心感・高級感で保険に入るような気がしますが。。
イーデザイン損害保険と東京海上グループ2
もう少しイーデザイン損害保険と東京海上グループの繋がりにこだわって言わせて頂きますね。イーデザイン損害保険は東京海上の安心をネット価格でとホームページでは堂々と宣言しています。2009年に設立されてから歴史は浅いのですが、イーデザインという自動車保険を中心とした販売作戦にも何か狙いがあるのではないかとさえ思ってしまいます。東京海上日動は代理店販売型なので、ネット販売を行う事ができない分やはり先進を行きたい東京海上グループとしては、ネット通販保険にも着手しておきたかったのでしょう。
しかし、イーデザインと言う社名ですが、もう少し何とかならなかったものでしょうか。。取ってつけた感じがアリアリです。そのせいか余計にNTTと東京海上グループが共同出資という所ばかりに目が話題が行きがちなのは私だけでしょうか。
イーデザイン損害保険の評判と口コミ
通販型自動車保険の販売としてデビューしたイーデザイン損害保険ですが、やはり東京海上が付いているという事で安心感がある理由で加入したと言う方が多かったです。しかし通販型のウリでもある保険料の安さは他社と比べると割高になり、他社の代理店販売型の保険料と同じになるくらいだそうです。ネット通販独自の割引などは適用されていますが、補償に係る部分では年齢と等級によってはかえって高くなったと言う方も居ます。口コミで広がらないのはソニー損保やアクサダイレクトが通販型自動車保険のトップ街道を走っているからでもあり、その中に割り込んでいくには東京海上ブランドだけでは難しいと思います。せっかくネット販売ですからイーデザイン損害保険独自の個性ある特約などを生み出せば通販型保険でもトップクラスになるのではないかと思います。
イーデザイン損害保険がもたらす東京海上日動への影響
ネット通販自動車保険を販売する狙いで設立されたのですが、イーデザインの自動車保険に関しては補償部分やロードサービス部門では良い評判を受けているようです。特に若い方には東京海上グループと言う安心感をネットで安く自動車保険に加入できた事に満足度が上がるようです。
しかし、東京海上グループとしては喜べない一面もあるようで。。ネット通販の自動車保険へ移行する方の多くは代理店販売型の保険料と比べて、ネット割引などに魅かれ加入を決める人が多いのです。そして皮肉な事に、イーデザイン自動車保険い移行した人の中に以前は東京海上日動の自動車保険に加入していた人が多い事が分かりました。若い人ほどストレートですから「同じ東京海上なら安い方がいい」という事なのだそうですが、東京海上日動の社員の方はどう思っているのか気になる所です。
イーデザイン損害保険の将来性
まずますと言ったところではないでしょうか。ちょっと言い方が雑になるのですが、東京海上グループとしては「東京海上とNTTですからご安心ください」を堂々と看板にしているアピールに、あっぱれと言いたいです。
イーデザイン損害保険のホームページをご覧いただくと良くわかるかと思うのですが、自動車保険を見積もりできるようになっていると共に、大々的に東京海上という名前をどこまでもアピールしている。ここまで来るとさすがだなぁと思わずにはいられなくなりますし、じゃあ見積もりだけでもしてみようかと思います。また、楽天保険とも提供している事など広告体制は万全で経費を惜しまぬ姿勢は素晴らしいなとおもいました。何度かお客様満足度第一位を獲得しているようですが、ソニー損保やアクサダイレクトに並ぶ通販型自動車保険として今後、躍進していくのは間違いないと思います。
イーデザイン損害保険とNTT
なんと、こちらもしっかりとタイアップしていましたね(笑)もっと早く知っていれば手持ちのカードがあったのに。
保険会社のキャンペーンは珍しくない話ですが、だいたいが商品プレゼントやイベント招待などが記憶に新しいです。
イーデザイン損害保険のキャンペーンは斬新で、これはNTTの発案なのでしょうか素晴らしいと言いたいです。NTTにはNTTファイナンスというグループがあるのですが、いわゆるNTTのクレジットカードがあるのです。NTTファイナンスカードとドコモが提供するDCMXカード、この二種類のどちらかでイーデザイン対象の保険料を支払うと、もれなくカードにポイントが付与されると言うのです。カードのポイントは今や生活の一部と言っても過言では無い時代で、こちらもあっぱれですね(笑)キャンペーンは2014年の9月30日迄となっております。
イーデザイン損害保険のCM
テレビCMも放送されていますね。一つは好感度あふれる女優・岡田茉奈さんを起用。
そして、もう一つのCMに出てくる犬です。そう、ワンちゃんを起用している事です。
犬を起用しているCMなんて山ほどあるじゃないか?雑学として聞いて頂ければの話なのですが、ギャラの話・・・です。
動物を起用するとタレントさんを起用するよりもギャラがかかりません。
思い通りの演技をしてくれるかどうかは苦労のタネでもあるのですが、例えば美容整形外科のCMにはかわいいネコが起用されています。
これは施術後のイメージが女優さんなどを起用すると、高価な期待感を与えてしまうので動物にしたそうです。
それとギャラはかなり安く抑える事ができます。イーデザインも女優さんとワンちゃんの二種類で効果的に宣伝効果を上げ、ギャラも抑えられたのでは。。と思えてなりません。
イーデザイン損害保険・不採用の理由のナゾ
採用試験のある一部ですが、面接試験の内容がちょっと興味深いものがありました。緊張して保険の専門的知識を質問をされると思いきや、実際には「あなたに本当に親友と呼べる人は何人いますか?」や「自分と友達の違いについて」など、予測もしない質問をされたそうです。
面接官側はいったい何を見ようとしているのかは、わかりませんが、どちらの質問を受けた二人とも最終面接では不採用になっています。
他の質問で、試験を受けた人の答えに「東京海上グループ」と言う言葉を入れた人が多いようですが、受験する側は東京海上グループの名前を出せばいいと思ったのかもしれませんね。断言できませんが、イーデザイン損害保険として人材を求めていため、東京海上グループだからという事をいって欲しくなかったのかもしれないと思えるのですが。。どうでしょう?
イーデザイン損害保険まとめ
何度も出てくるのですが、イーデザイン損害保険がお客様に高い評判をいただいている過程には、どうしても東京海上グループだから安心という事が外せないようです。社内的な事情はお客様には関係が無いので、補償がしっかりしていて保険料が安くなりサービスが万全なら良しという事が結果だと思います。出資は東海グループとNTTですが、いずれはイーデザイン損害保険として立派に自立して欲しいといいますか、今後はどんどんその強みを盾に実績を伸ばして行って欲しいと思います。人材採用面でもこだわっているようですので、東海グループのしがらみ内とらわれない程度に新しい斬新なイーデザインとしての個性をどんどん広げていく事ができるでしょうし、今後も目の離せない期待できる企業のひとつです。
Written By あさひAtoZ
本稿は、あさひAtoZから寄稿されています。