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生命保険契約者保護機構と保険会社の格付

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タグ: 生命保険

生命保険の格付

生命保険は、契約期間も長期にわたり、また支払う保険料の総額も、一般的な損害保険などよりも大きくなりがちだ。
単純に、万が一の保障とあわせて、資産形成を目的にして生命保険を契約する人もいるだろう。
保険料をベースに運用して利益をあげる生命保険会社が、どれだけ信用できるか、経営的に安定しているのか等は、気になるところことだろう。
その指標の一つが、格付けで、これがAとかA++とか、生命保険会社も、それをセールスポイントのひとつとして用いることも多いので、目にする機会もあるだろう。

生命保険会社の努力

生命保険会社は、社会的な影響力が大きく、社会的使命という面も考慮されて、一般の企業の商法などよりも、厳しい法律が適用されている。
しかし、会社、企業であることには変わりはない。利益を求めて努力する企業である。株主に対しての責任、義務を負う。
契約者のためだけじゃなく、株主のためにも利益を上げねばならないのが生命保険会社だ。
だから、当然ながら、言われなくたって、破綻しないように、努力をしているのが通常だ。まあ末期的な会社だと(生命保険会社に限らず)集団ヒステリーか発狂かと思われるような、一線をこした詐欺などの犯罪を冒す経営陣も後を絶たないが。

生命保険会社の破綻

さて世の中、やるだけやってもダメだったり、努力が必ずしも、結果として報われるわけじゃないことは多々ある。生命保険会社だって、どんなに格付けがよかろうと、ダメな時はダメになる。
株の投資などでは、それはもう、投資家の責任であって、何の保障もないのだが、生命保険には、社会的な使命を意識した特別な法律があって、「生命保険契約者保護機構」というのが作られている。
株式投資は自己責任だが、生命保険は、そうでもない。
逆に生命保険のノリ(信頼感)で株式投資なんでしちゃだめだが。
さて、「生命保険契約者保護機構」は、破綻した生命保険会社の契約を引継ぐという会社が現われた場合には、その会社に対して資金援助を行なって、何とかなるようにする。
さらには、もし、どうしょもなくて、誰も拾ってくれないような場合、救済会社が現われないような場合は、「生命保険契約者保護機構」の子会社である承継保険会社が契約を引き継ぐことになる。
だから、基本的に生命保険の契約者が、それまでの保険料を無駄にすることがないことになっている。

じゃあ、どこの生命保険会社でも一緒ジャン・・ということではないので注意しようw
安心という意味では、「生命保険契約者保護機構」が、等しく最後のストッパーではあるけれども、それぞれの保険商品の特徴があるわけだから、比較、検討して選びたい。