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朝日生命の学資保険 ゆめ えくぼ

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朝日生命の学資保険

朝日生命の学資保険だが、新子供保険I型とII型だ。それぞれ「えくぼ」「ゆ・め」という愛称なのか商品名なのかがつけられている。
この「えくぼ」と「ゆめ」の違いだが、一言で言ってしまえば、育英年金のあるなしだ。朝日生命などの学資保険に何を期待するか、どこまでリスクに備えておくか、またそのリスクに備えるにしても、学資保険という方法でいいのか、そういったことを考えておく必要がある。

返戻率は大きなポイントだが

朝日生命の学資保険タイプの商品は、返戻率の高さを、大きなメリットとして、検討中の人に訴求している広告をよく見かける。
たしかに、18年なり22年なりの長期間払い続けて、戻ってくる、学資として支払われるお金が多いほうがいいに決まっている。だが、そうしたリターンの割の良さだけを求めるならば、学資保険は、株、投資の類のリターンには及ばないのが一般的だ。しかし当たり前のことなのだが、高いリターンには高いリスクがある。

補償とリターンのバランス

学資保険は、契約者(親)の起こりうるリスクに備えながら、学資を準備するという性格の保険商品だ。メインは、保険である。契約者(親)に何かあっても、満期の学資を受け取ることができるのが、一番のメリットだが、それだけで遺族が暮らせるかどうかは別の問題だろう。死亡の際のことを考えるなら、生活費も含め、他に生命保険なども必要だろうし、リターンを求めて冒険もするなら、他の金融商品を検討するべきじゃないだろうか。
ちなみに、管理人は、生命保険の他、投資信託など、保険会社や扱い会社を分けて契約をするようにしている。長期にわたる商品には、そういったことも必要じゃないかと思うのだ。