大同生命保険株式会社

生命保険会社というと、保守的なイメージをもつ人が多いかもしれない。実のところ管理人も保険マップなんてサイトを運用するまではそうだった。生涯にわたる個人にとっては大きなお金を扱う。慎重で保守的で固いんだろうなぁと、何となく思っていたようだ。
もちろん、顧客から集めたお金を、大事に、手堅く、守って運用していくという面もあるというのは大前提として、一面、時代やテクノロジーの最先端の取り入れに積極的だよなぁと思うことも多い。
今回の大同生命のセルフ検査 on TVも、なかなか新しいと思う。
生命保険や、医療保険の契約の申込みの時に、代理店さんや営業担当さんが、専用端末を使って審査や契約事務のスピードアップを目指すのは、いろいろな保険会社が採用している方法だ。まあこれだけでもけっこうなレスピンシビリティの向上に寄与していると思うが、今回の大同生命のセルフ検査 on TVは、さらに一歩踏み込んだ。
大同生命の営業担当さんが契約手続きで使用するタブレット型の専用端末「エースウィズ」。大同生命はこれに搭載されているTV電話の機能を利用し、専門オペレータのガイダンスにそって、健康状態の告知、血圧、指先採血検査などを自分自身で実施するセルフ検査を導入したのだ。この話、これだけ読むと、「ふ〜ん」とあんまり大したことがないように思えてしまったのだが、もう少し見てみると、契約者、顧客のメリットとして、病院や診療所に行かなくても、自宅や勤務先で、手続きができてしまうことになるにだと理解できた。なるほど、そこまでわかるとこれは便利と思える。サービスを開始した2018年の1月では、生命保険業界で初と、大同生命は言っていた。
大同生命としては、その他、顧客の健康管理に役立ていることができる・・・としている。指先採血検査の結果を郵送で届けるのだが、そこには、分析の数値だけではなく、運動、食事など生活習慣についてのアドバイスまで記されているという。まあ、これはおまけ・・かな。アドバイスとして記載されて内容のレベル感がわからないが、どれほど優れた内容であっても、一度だけの血液検査でできるアドバイスには限度がある。定期的に継続した検査で、数値の変化を踏まえたアドバイスが欲しいところだ。そうなると、毎年、再掲検査をすることになるんだけど。付帯サービスの充実は、各社努力し続けていることだが、いつかそこまで踏み込んでくる生命保険会社が出てくるんだろうか。


セルフ検査 on TV(大同生命 2018/1)関連ページ

介護リリーフアルファ
大同生命保険株式会社 介護リリーフアルファの、詳細解説。あわせて実際に介護リリーフアルファを契約した経験者の体験談(口コミ情報)を逐次掲載。
ユニバーサルマナーと障害者差別解消法(大同生命保険)
解消法が、2016年に施行からされ、1年以上が経過しています。(本稿の執筆は、2017年5月末です) 内閣府や厚生労働省の発表によれば、障害者は740万人、およそ6%の人が何らかの障害というかハンデを抱えているということになり
高いけど思い切って切り替えました (がん保険、死亡保険、医療保険 大同生命)
お世話になっている生命保険会社(大同生命)の営業の方に来てもらい、改めて保険を組み立ててもらい、見積もりを出して頂きました。当時は子供もいませんでしたが
主人の残してくれた思いやり (横浜商工会議所生命共済制度 大同生命保険会社)
生前本人が、良く言っていた言葉がありました。自分に万が一の事があったら、この保険がかけてあるから、それで事業資金の決済をして、残りは、当座の生活費に充てるようにとの事
安否確認システムを中小企業に提供開始(大同生命2019/4)
大同生命保険株式会社が、2019/4から安否確認システムを中小企業に提供開始。