障害者差別解消法が、2016年に施行からされ、1年以上が経過しています。(本稿の執筆は、2017年5月末です)
内閣府や厚生労働省の発表によれば、障害者は740万人、およそ6%の人が何らかの障害というかハンデを抱えているということになります。
障害者差別解消法とは、正当な理由なく障害を理由に差別をしてはならないと、国、都道府県、市町村、事業者に求めるものです。今の世の中だからこそ当たり前に、社会がそうあってほしい、自分たちもそうありたいと思えるのでしょうが、弱肉強食が当たり前だった時代にはとうてい出てこなかった発想です。
それなりに社会全体に余裕が出てきているからこそできるようになったことですからまだまだどうするのが正解かなんんて、誰にもわかりません。弱者、障害者、ハンデを持つ人に、社会や自分がどうあるべきかは、まだまだ試行錯誤と学習を続けなければいけないことだと思います。
さて、そんな中、大同生命です。2017年5月1日、ユニバーサルマナー3級の講座を実施し、約7200名の職員全員のうち1800名が参加しました。今後も開催を続け、今年度中には、全員が受講してユニバーサルマナー3級の取得を目指しています。
ユニバーサルマナーの対象は、障害者の他、高齢者や幼児も含みます。障害者は前述の通り、約6%ですが、高齢者は25%、乳幼児は2%で、結局30%に人がユニバーサルマナーを必要としていることになります。
なんというか、健常者ばかりの世の中ではないのですよね。こうなってくると、一部の介護などの業界に働く人だけではなくて、誰もが持っておく、知っておく、身に着けておくべきことになっているのかもしれませんね。
大同生命のこの取り組みを、偽善だとか、それが何なんだ、そんな金あるなら保険料下げろと、好きなように、あげつらことは、いともたやすいことでしょう。
でも、いつも思うのですが、綺麗ごとと揶揄されようが、馬鹿にされようが、いいことは、やったほうがやらないよりいいに決まっています。
経営的には会社のイメージをあげるための施策であっても、現場で働く人にとっては、社会的に意義のあることに従事しているというのは幸福感にもつながるでしょう。これを、ウラがあるというのか、会社と従業員と社会が、WIN-WIN-WINが成立していると考えるのかは、人それぞれかもしれません。
管理人は、無償の慈善より、いっそ訳ありの慈善のほうが信用できる・・・ともいえると思ってます。
こういう活動は、長年にわたる継続が大きな力になっていくことでしょう。10年後、大同生命のユニバーサルマナー3級の取得者の累計がXXXX名になったという記事が書けることを楽しみにしておきましょう。
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