私が保険のセールスをしている25年程、昔の話です。結構、セールスに向いているのかなと思い始めた、丁度、2年目の頃です。私は、短大から働き始めましたので、大学に行っていた友人達が、卒業して各々の会社や大学院生やまた様々な岐路の分かれ目の時を過ぎて、落ち着き始めた7月ごろの事でした。教師になった友人が、受け持ったのが「養護学校(現 支援学校)」でした。「生徒がとても素直で可愛いとよ!」と元気に頑張っていましたが、何かしら、やはり考えることがあったのでしょう。「どんな保険があるか、話聞いてみたい。」と言われたので、当時は、堅い話ですが、「いく人でも保険に入りたいと自分から言ってくる人には勧めてはいけません」と言われていたので、「保険の説明をするね。」とだけ言いました。そして、学校に行ってみました。本当に挨拶が元気な生徒さんたちが、あどけなく笑っていました。友人もいつもと違う「先生」の顔をしていました。「あの生徒達と関わっているとさ、もし、私が事故とかなったらいかんなーって思ってね。」と。じゃ、大丈夫。と私は思い、3年ごとに20万円の保険を勧めました。「3年たったら、結婚するかもしれんしね!」と笑っていました。「終身保険が主だから、結婚したら、定期部分は、取ってしまってもいいよ。」と説明しました。今は、2児の母となり、転勤族の旦那様に振り回されているみたいです。健康で何よりです。
明日香 (40代女性)
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