つみたてドル建終身 販売開始 2019/2/2

明治安田生命は、つみたてドル建終身 5年毎配当付利率変動型積立終身保険(低解約返戻金型・指定通貨建)の販売を開始しました。発売開始は2019/2/2なのですが、契約可能なのは2019/3/1分からになっています。これを最初に聞いた時の管理人の感想は、通常であれば問題ないのでしょうけども、2/2 に契約して、3/1までの間に為替レートが大幅に変わって、初回の払込金で損をしたような印象を与えたりしないのかなぁと思ったりしました。落ち着いて考えれば長期に毎月の積立と考えれば、ドルコスト平均法になるわけですから、それほど大きな問題じゃないのかもしれませんが、為替変動次第では、わかっていても損をしたような印象になることもあるでしょうねぇ・・。

 

もう一つの感想は、明治安田生命の商品がまた増えて、複雑さをましたか・・・です。
最近、明治安田生命も、かんたん保険ライトシリーズを出すなど、若い世代にもわかりやすさを訴求する商品展開をしてきたなぁと思っていたのですが、ここで5年毎配当付利率変動型積立終身保険(低解約返戻金型・指定通貨建)ですか。まあそれでもまだ、つみたてドル建終身と短い呼び方があるだけマシではありますが。
歴史や経緯があって仕方ない部分もあると理解はしていますが、商品体系を俯瞰しにくいのは、明治安田生命だけではなく、国内の大手保険会社の共通する特質かもしれません

 

つみたてドル建終身 5年毎配当付利率変動型積立終身保険(低解約返戻金型・指定通貨建)は、名前の通りでわざわざ書くまでもないかもしれないのですがドル建てです。一言でドル建てといってもいろいろな運用方法がありますが、明治安田生命がこの商品で選択したのは米国債等です。比較的安定したものを選んだ感じですね。そういえばハイリスクハイリターンって明治安田生命のイメージではいかもしれません。米国債等で運用することで、比較的魅力のある受取額を実現しようとしています。さらに死亡給付金を積立にしたことなども加えて、払込期間満了後の米ドル建ての死亡保険金、解約返戻金などの受取額が増やそうとしている商品です。ドル建てですが、毎月の積立額(保険料)は円で一定にしています。すでに書いていますが、ドルコスト平均法の理論を実践して、為替変動のリスクの軽減をはかっているわけですね。さらに市場金利の変化を解約返戻金の調整に使いませんので、契約者にとっての金利変動リスクも除外しています。
保険料の払込期間は10年から30年の間で5年刻みで選択できるようにしており、目的は年齢に応じた資産の形成に使える商品になっています。また払込期間終了後の使い方も、米ドルの死亡保険だけではなく、自分自身で解約返戻金として受け取ることもできますし、その資金を一時払い個人年金保険に加入することもできるようになっています。
なんだかこのつみたてドル建終身の商品説明を見ていると、昔の保険のおばちゃんが、まあ、とりあず、将来のこと少しは考えなさい。毎月小額でもいいから加入しときなさい、これなら難しいことはわからなくても、貯金にもなるし、年金にもなるんだから!と、勢いで勧めてきそうです。またこれなら勢いで加入してしまっても、10年先には、結局損をした感じはしないですむでしょう。ただ所詮は米とはいえ国債ですから、リスクが少ないぶん、極端に大きなリターンはなく、儲かった!と思うこともないでしょう。他の金融商品とバランス良く組み込む候補のひとつとして考えたらいい気がします。

 

取扱内容をまとめておきます。

指定通過

米ドル

契約年齢

20-85歳

保険期間

第1保険期間
  • 契約日から保険料払込期間満了日
第2保険期間
  • 第1保険期間満了日翌日から終身

保険料払込期間

  • 10年、15年、20年、25年、30年
  • ただし第1保険期間満了の時に95歳以下であること

保険料払込方法

平準払い、口座振替

最低保険料

  • 10年15年 月額1万、新年12万
  • 20年25年30年 月額5千、新年6万

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