ライフネット生命保険

ライフネット生命保険株式会社の概要

ライフネット生命保険株式会社
LIFENET INSURANCE COMPANY
東京都千代田区麹町2-14-2 麹町NKビル

 

日本には多くの保険会社があるのですが、第二次世界大戦後に、内外の保険会社を親会社としないで設立された独立系生命保険会社というのは、あまり多くありません。
ライフネット生命保険株式会社は、そんな生命保険会社のひとつで、様々な事柄で、古くからある生命保険会社の慣習や不文律といったものから外れたこと、縛られないことをやってくれています。意見が分かれるところでしょうが、なかなか発想の転換や、既存の思考からの逸脱というのは歴史ある会社ほど難しく、管理人は、ライフネット生命のそういう有り様は、業界の発展のために好ましいことだと思っています。

 

ライフネット生命保険株式会社の沿革

2006年10月 ネットライフ企画株式会社を設立
2008年3月 ライフネット生命保険株式会社に商号変更
2008年4月 生命保険業免許を取得。
2008年5月 ライフネット生命保険株式会社の営業開始(ネット専業)
2008年11月 生命保険の手数料部分「付加保険料」を全面開示
2014年12月 ほけんの窓口グループと代理店委託契約締結
2015年4月 KDDIと資本・業務提携を締結

 

付加保険料と純保険料の比率を全面開示

ライフネット生命保険株式会社にも書いていますが、 ライフネット生命保険は、2008年11月 付加保険料と純保険料の比率を全面開示しています。営業開始がその6か月前のことですから、すぐに公表に踏み切ったということになります。
この付加保険料と純保険料の比率の開示は日本国内の保険業界では初めてことで、ずいぶんと議論を呼びました。これまで手数料部分(付加保険料)の開示はタブー視されてていましたから。
純保険料が原価で、付加保険料が保険会社や代理店の取り分・・・のような単純な構成ではないと、議論を呼びましたが、管理人は、こういう数字はどんどん出していくことが大事だと思っています。

 

代理店販売も開始

ライフネット生命保険は、2008年から2014年まではネット専業の保険会社として保険を販売していました。
しかし、世の中や商売は、ネットだけじゃないよねという当たり前のことが、当たり前に知られてきたんだと思います。ライフネット生命も、店頭窓口における保険商品の販売を開始し、対面販売も追加されました。
2014年12月には、ほけんの窓口グループと代理店委託契約も締結されました。

 

保険業法抵触?

ライフネット生命保険など保険会社は、保険業法に従って企業としての活動をしなければいけません。保険業法に違反すると、営業停止などの行政処分が待っています。
2015年4月に KDDIと資本・業務提携を締結し2016年度4月には、auショップでの販売が開始されました。この時やったのが、auの契約者が保険に加入すれば、通信料を毎月200円割引く「セット割」サービスです。しかしこれが保険業法に抵触する可能性が指摘されました。6月には、秋にはやめますと発表することになりました。
ライフネット生命保険のチャレンジャーとして面が、思わしくない方向に出てしまったとは思います。が、今後も(合法的に)挑戦を続けて欲しいと管理人は思います。

 

ライフネット生命保険の商品

  • 万が一にそなえる 定期死亡保険 かぞくへの保険
  • 病気やケガに備える 終身医療保険 新じぶんへの保険
  • 病気やケガに備える 終身医療保険 新じぶんへの保険レディース
  • 就業不能状態に備える 就業不能保険 働く人への保険2

 

スマホによる迅速請求の実現 2016/3

ライフネット生命保険では、スマホによる迅速請求、スマ速請求が、2016/3に導入され稼働しています。
必要なのは

  • 医師の診断書ではなく、診療明細の画像
  • 入院期間、病院名などのPCまはたスマホ入力

で、ライフネット生命保険の請求手続きは完了してしまいます。

 

申し込み手続きのペーパーレス化 2016/12

管理人は趣味的に保険マップの運夜をしていますが、収入を得るための本業は、データベースエンジニアなので、いろいろな業界のお仕事をさせていただきました。保険も、国内大手の保険会社さんのシステムに係る仕事を、(末端ですが)何社かさせていただいたことがあります。
その時感じたのは、どうしても最後は紙をエビデンス、証拠として、絶対に残したいという文化です。
それだけに、このライフネット生命保険の、申し込み手続きのペーパーレス化には感無量です。
本人確認書類をスマホで撮影しアップロード
最短で申し込み当日に契約を成立させることができる環境が整備されています。


ライフネット生命保険記事一覧

万が一にそなえる定期死亡保険かぞくへの保険

管理人は、ライフネット生命という会社は、比較的若い世代をターゲットにしている会社という印象を持っています。今日(2017/2)に触れたニュースは、その感をより強くするものでした。ライフネット生命は、2016/7には、生命保険会社としては初めてとなるLINE上での保険サポートサービスを開始しています。これは自動応答ではなく、人間の保険プランナーが保険選びをサポートするサービスです。これがけっこうHI...

ライフネット生命。創業からそれほど長い歴史があるわけではありませんが、ネット販売を中心に据えて、若い世代への認知度は高くなっていると言っていいでしょう。名前からして、ライフ ネットですからね。ネットに対するアプローチは積極的であり挑戦的ですが、単なる無謀な挑戦とかに終わらずに、しっかり結果として高評価を得ているのが、ライフネット生命のスゴイところです。2017年、ライフネット生命のコンタクトセンタ...

終身医療保険 新じぶんへの保険