私は大学を出てすぐ、国内の大手保険会社の法人営業部で働いていました。就職難の一番厳しい時期だったので仕事が選べず、あまり保険について知らないまま説明会に参加し、うまく言いくるめられて入ってしまった感じです。研修で保険の種類や仕組み、売り方についてなど学び、保険って必要な物なんだなと考えさせられました。当時私は保険に入っていなかったので入ろうかと検討していましたが、もう少し仕事が落ち着いてから考えることにしました。仕事を一人でやるようになると、上司からは顧客に高額の死亡保険金をつけた見積もりを出すよう言われました。もちろん保障は手厚い方が家族には助かるでしょうが、その分保険料はかなり高くなります。提案した顧客には、月数万も払ったら家計が切迫すると言われました。私も同意見でした。それでも会社は、シミュレーションでは実際これくらいの死亡保険金が必要だからこれくらい売れと言います。保険は必要だと思うけど、そんな無理してまで入るべきものなのかと疑問に思い、会社が不祥事を起こしたこともあって結局は退職し、別の業種に転職しました。仕事が安定した頃私が選んだ初めての保険は、アフラックの医療保険でした。自分の会社の団体保険がアフラックだったから入りました。死亡は今は葬儀代程度残せればいいので、家族が増えて環境が変わったら考え直すことにしました。何よりも、自分の給料ではこの程度の支出がベストだったからです。保険について学んだ上で、結局はあるに越したことはないけど、今を犠牲にしてまで入るべき物ではないのではと考えたため、最低限の保険を私は選びました。
まめ田 (30代女性)
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