かれこれ10年ほど、アフラックの医療保険EVERを契約しています。夫の海外赴任が決まり帯同することになりましたが、海外で入院・手術した場合でも保障の対象になるとのことで、そのまま保険を継続することにしました。渡航前に必要な手続きは、郵送物が確実に届く日本国内住所へ契約者住所を変更することのみでした。 これまで健康体で、まず保険を使うことはないだろうと思っていましたが、現地で第一子を妊娠、まさかの緊急帝王切開となりました。帝王切開に伴う入院・手術は、医療保険の給付対象です。結論から言えば、無事給付金は受け取れたのですが、手続きはスムーズなものとは言えませんでした。 アフラックの医療保険は、日本国内の場合、オンラインで必要書類をダウンロードすることができます。入院・手術証明書は退院日でも後日でも、病院の窓口で作成してもらえるのが一般的です。 海外の場合はどうなるのか。コールセンターに確認したところ、英語版の入院・手術証明書の取り付けが必要で、オンラインではダウンロード不可、郵送のみの対応、とのこと。すぐに郵送してもらいましたが、一体いつ届くのか、気が気ではありませんでした。というのも、入院していた現地の病院では、診断書の作成は入院中のみの対応だったためです。日本で帝王切開手術を受けると、2週間ほど入院となりますが、現地では平均1週間で退院となるようで、間に合わない可能性がありました。 書類は5日ほどで届きました。幸か不幸か、私は血圧が下がらず入院が長引いていました。これで無事、保険の請求ができると一安心していたのですが、ここでトラブルが発生しました。なんと、一番肝心な英語版の入院・手術証明書が添付漏れだったのです。担当者も滅多にないケースで慌てたのでしょう。しかし、再送してもらっては確実に間に合いません。そこで急きょ、夫に頼んでオンラインで日本語版入院・手術証明書をダウンロード印刷してもらい、日本人通訳さんを通じ、日本語版の書類に英語で証明書を作成してもらいました。 必要書類一式と、英語版の書類が添付漏れだった旨の文書を一緒に郵送し、およそ2週間で、無事指定口座に給付金が振り込まれていました。 海外で入院・手術することになったら不安で仕方ないと思いますが、漏れなく給付金を受け取るために、一刻も早くご加入の保険会社に連絡し、手続き方法を確認されることをお勧めします。
Yukinao Iwasawa (30代女性)
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