古代中国の「杞」の人が、天が空から落ちてくることを心配したことから杞憂という言葉が生まれた。
何をどこまで心配して備えておくかは、保険の問題を考える上で重要なことなのだが、天の心配をする前に、統計的に確率の高いリスクは他にたくさんあるわけで、そっちの心配をして保険を検討したほうがいいだろう。...
保険契約の現場においては、契約者本人以外の人物と契約を交わすことは有効とされています。しかし、その契約を有効とするにはルールがあります。また、誰でも代理になれるわけではなく、代理人になれる範囲というものがあります。今回は本人以外と契約した保険が有効になるか、無効になるかについてクイズ形式で出題...
保険会社の業務は事務に関してはマニュアルが作成されていますし、事故対応に関しては約款や判例タイムズがありますので、それを参考に事故の過失割合を決めます。基本的には全国どこで対応しても同じ対応ができるようになっているのですが、特別な事情がある場合にはマニュアルや約款だけでは判断がつかず、担当者の...
住宅に関する保険で代表的なものは、火災保険と地震保険だろう。火災保険は、住宅ローンを組む時に、必ずといっていいほど加入することになる。多くの場合、提携している火災保険を選ぶことになって、あまり比較などはしないままで過ごしているだろう。住宅ローンを利用しようというタイミングは、そもそも住宅ローン...
日本地震再保険とは、日本国内において巨大な地震等が発生した時に保険会社からの保険金支払いが予測されると生じた場合には限界があります。その為、再保険により政府が保険責任を分担し官民一体の制度となり、全責任と支払いを引き受ける仕組みになっています。
その責任は均質化される事によって、政府と損害保...