富国生命保険相互会社

メディカルHOPE 新団体医療保険は、2018年10月に従来からの団体向け医療保険「医療保障保険(団体型)」の内容を拡大した富国生命保険の商品です。

 

まず、入院初日(日帰り入院)から入院給付金の支払い対象となっています。
これは、世の中の動向を受けてですよね。最近は、入院はとにかく短く!が大方針ですから、日帰り入院というケースも多くなってきています。これが保障されていないと、なんだか保険を契約して良かったと思える機会が少なくなりますからね。
入院見舞給付金、手術給付金、放射線治療給付金が、メディカルHOPE 新団体医療保険になって追加されています。
三大疾病保障特約を付加する事ができるるようになっています。これで治療のための一時金が準備できるようになりました。三大疾病は、悪性新生物、急性心筋梗塞、脳卒中を指しています。ただし、この特約は「全員加入タイプ」のみです。(「全員加入タイプ」については後述します)
こうして、追加になった部分をあげてみると、従来からの団体向け医療保険「医療保障保険(団体型)」が、けっこう設計が古いというか、世の中にニーズと乖離してきたんだなぁとうのが感じられます。メディカルHOPE 新団体医療保険として商品内容を拡充したのは、今としては、余計なものを詰め込んだということではなく、無理のない当たり前の変更だと思います。

 

保障には3つの型が用意されています。「基本」「入院検定」「がん入院倍額」がありここで選択。そして1入院の支払い限度日数を「60日」「120日」で選ぶことになります。

 

団体向け商品ですから、企業団体が保険料を負担する「全員加入タイプ」と従業員が保険料を負担する「任意加入タイプ」があります。先に書きましたが「全員加入タイプ」は、三大疾病保障特約が付加できますが「任意加入タイプ」は付加できません。一方、「任意加入タイプ」には、家族特約が付与できて、配偶者や子供も加入できます。

 

さて、メディカルHOPE 新団体医療保険が、従来からの団体向け医療保険「医療保障保険(団体型)」よりも内容を拡充したとツラツラ書いてきましたが、問題は保険料です。内容が拡充されたメディカルHOPE 新団体医療保険のほうが、保険料が高くなりそうですが、実際は、安くなると富国生命保険は言っています。被保険者本人の性別年齢によってリスクに応じた保険料なったほか、団体保険ですから、その団体の加入人数にも依存するわけですが、保険料は40%-80%になったといいます。