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スポーツ安全保険

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財団法人

財団法人の中には、何をやっているのかわけがわからなかったり、天下り先であんまり世の中に貢献しているとは思えなかったり、儲けた会社なり経営者が税金を逃れるために設立したり。そんな話を耳にすることもある。
まぁ財団じゃなくて罪団というべき組織の話はきかないけども。
勿論、すべての財団が悪いとかいうつもりはない。当初の動機や経緯に疑問があっても、今日では立派な働きをしてるんじゃないだろうかと思うケースもある。
例えば、私設の美術館などでは、財閥の経営者の趣味の所蔵品、コレクションを相続の際に散逸させるのが惜しいとして財団法人とするようなケースもあるだろう。本来、相続税として国が得るべきものは減っているわけだが、ひとつの目筋の集大成として、芸術への貢献も大きなものがあるだろう。国立の美術館、博物館ではカバーできない範囲を補い、あるいはそれ以上の感銘を与える展示をしていることもある。
美術館や美術の話をすると管理人は止まらないのだが、それは別にまとめておく。
美術と保険の関係となると、輸送の時の保険とか、借りてきた作品に対する盗難保険とかそういう話になるのだが、今回の話題は、スポーツ安全保険だ。スポーツだって芸術だと主張する人もいるが、管理人は聞こえないふりをしておく。ようするに「芸術」という言葉の定義の狭さ、広さの問題だ。ちゃんとしているスポーツや選手達は美しいと思うが、無理に芸術という必要はないだろう。スポーツはスポーツでいい。

スポーツ安全保険

スポーツをする上において、年齢とか体力とか経験とかに応じて適切な注意を払わないと、怪我をしたり、何かの体の機能を損ねたり、場合によっては生命に危険が及ぶことだってあるだろう。
事故や怪我がおきないようにスポーツをするのは当然のことだが、然るべき注意を払っていても不慮のことというのは起こりうる。その際の保障が、スポーツ安全保険だ。
スポーツ安全保険は、アマチュア団体の構成員が加入する。
保障などの詳しいことは、別にスポーツ安全保険についてまとめている。
今回、ここで考えておきたいのは、こんな場合だ。地域のスポーツの同好会で、誰かが怪我をしたとする。保険がないと治療費は、通常は、全額その当人が負担することになる。これが本人だけの責任であるのが明確ならいいのだが、誰か他のメンバーにも責任がありそうなケースもあるだろう。またそのスポーツ同好会、サークルに誘った人も、何だか気まずい、申し訳ない立場になりそうだ。
そんな時、せめて治療費の負担はないということであれば、地域の人間関係の上でも、維持しやすい、対処しやすいのかもしれない。同好会やサークルを作る時、会費としてスポーツ安全保険の費用も、考えておいたほうがいいかもしれない。あるいは会の規則に入れておくなど、主宰する人は、リスク管理も必要なご時世じゃないかと思うのだ。