定期保険 プレミアムDX

定期保険 プレミアムDX
チューリッヒ生命は、以前は定期保険プレミアムを販売してきたが、2019・4・2に、定期保険プレミアムの販売をやめ、定期保険プレミアムDXの販売を開始した。なんか、マイナーチャンジみたいな印象なんだけどね。
同時期に、これまで収入保障保険プレミアムも販売終了、収入保障保険プレミアムDXにしている。やっぱりこっちもマイナーチェンジみたいな感じだ。
まあ、発表が、販売終了して・・・とあるからそのまま書いているんだが、いまいち解せぬ。商品改定だっていいじゃないかと管理人は思ってしまった。
管理人の思いは横においておこう。商品改定ではなく、新商品である定期保険プレミアムDXの商品内容を見ていいくことにしよう。
定期保険プレミアムDXの正式名称は、無解約払戻金型定期保険(非喫煙優良体体型・標準体型)である。この名称を見れば、最初に気になるのは、2つ、ひとつは、無解約払戻金。もうひとつは、非喫煙優良体体型・標準体型ではないだろうか。

 

まず、無解約払戻金。好みが分かれるところだろうが、ある意味潔い。低解約返戻金型とかじゃなくて、どーんと無解約払戻金である。これによって、充実している保障を割安な保険料で実現している。もちろん、無解約払戻金の名前そのまま。途中で解約すると何も残らない。
こちらの無解約払戻金は、わかりやすいし、その文字列から見当をつけたそのまんまだ。いい意味でも悪い意味でも潔い。。

 

しかし、一方の非喫煙優良体体型・標準体型は、非喫煙優良体体型・標準体型は、定期保険 プレミアムDXだけではなく、収入保険 プレミアムDXにも共通しているが、境界線が微妙な感じがする。
非喫煙者とは、産まれてから一度も吸ったことがなければ、そりゃあ文句なく非喫煙者といえるんだろうけど、最近、やめましたは、どれくらいの期間やめていればいいんだろうか。3日前にやめました・・でいいんだろうかw ここは、申告なんだろうなぁ。
優良体、標準体も曖昧だな定義だ。
近年、いろいろな保険会社で、健康をキーにした事業、サービス展開をしているのだが、それでも、この優良体、標準体というのは、なかなか他社の商品では見かけない文字列、文言だと思う。
何をもって、優良とするのか。歴史的、世界史的な目で見ると、下手なことをいうと優生学的な人種差別的なトーンを帯びてしまうような文言だと思う。

 

まあ、幸いというか、チューリッヒ生命の優良体というのは、そんなに特別なことではなかった。契約の時の血圧でみていて、満年齢が49歳以下の人は、最高129mmHg 最低84mmHg以下であることとしている。50歳以上なら、最高139mmHg 最低89mmHg以下だ。
ちょっと拍子抜けだ、あれ、これだけ?確かにあんまり難しいことを言うと、契約してもらえなくなるからなぁ。
この基準は、2019/4/2に改定されたもので、以前は最高119mmHg 最低79mmHg以下だったそうだ。たぶん条件が厳しくて対象者が少なかったんだろうな。

 

さて、非喫煙優良体体型・標準体型の話はこれくらいにして、その他の特徴をみておこう。

 

これまでの定期保険 プレミアムDXと異なり、90歳満了という契約が用意された。
まあ、世の中のニーズを捉えたひとつだろう、なにしろ人類未経験の長寿社会だ。考えなきゃいけないことは山積みだ。生涯寿命が伸びれば、老後の費用のニーズも高くなる。各社の保険でも、長寿社会を意識した改訂がおこなわれているが、定期保険 プレミアムDXのその流れに乗ってきたという感じだ。それでもこれはけっこう契約者にメリットがある。無解約払戻金の保険だから、比較的安い保険料での保障が、90歳までという長期にわたって続くということだ。選択できる満了期限は6種類あるが、90歳があるとなかなか早めでいいや・・・とはいいにくいだろう。まあ子供の独立の年齢などを考えれば、前倒しできる部分もあるだろうから、人生設計にあわせて選択するということになるだろう。
就業不能の保障がオプションとして用意されている。これも世の中の流れだと思う。定年の引き上げ、年金受給開始の引き上げなど社会情勢も変わってきていて、就業不能状態になった時に備えたいというニーズも出てきた。まあ管理人は、ニーズが自然発生的に出てきたというより、社会的ニーズになるように、誘導されたような気がしているが、今回のテーマではないので省略する。
今回の改訂で、就業不能状態の定義が、納得しやすいものになった。従来が、まったくだめというわけではないが、「医師の指示をうけて自宅で静養、すべての業務に従事できない」だった。すべての業務って、微妙な表現だ。
今回は、、「医師の指示をうけて、軽い家事および必要最低限の外出を除き、自宅等で治療に専念する」となった。
就業不能な状態というのが明確化されているといっていいだろう。

 

死亡保障の最高額は3億円になった。さらに就業不能で受け取れる最高額は2億円となっている。けっこう大きな設定だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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