月額利用料サポートプラン

太陽生命の月額利用料サポートプラン。これだけではどんな商品かわかりにくいですよね。いったい何をサポートするというのでしょうか。いろんなことが考えられますから、簡単に正解はだせそうにありません。
太陽生命の月額利用料サポートプランの正式名称は、拠出型企業年金保険・遺族給付金付終身年金移行特約だそうです。保険という視点からはきっと正確で実態を表しているのでしょうけど、長いですし、まだ何をするのはハッキリわかりませんよね。
太陽生命は以前から介護や認知症分野、シルバー世代向けの保険や関連サービスの開発、販売に積極的に取り組んできた会社です。ここで話題にする「月額利用料サポートプラン」もその分野の「特約」です。
月額利用料サポートプランは太陽生命単独で開発したものではなく、ベネッセスタイルケアとの共同開発です。ベネッセは比較的認知度の高い企業でしょう。ベセッセスタイルケアは、高齢者向けのホームを平成30年(2018年)12月には、319拠点運営している太陽生命同様、介護、認知症、シルバー世代といった分野に強みをもっています。
今回の月額利用料サポートプランは、太陽生命とベネッセスタイルケアとの共同開発ですが、両社の協力は今回が最初というわけではありません。これまでも、太陽生命が保有する不動産に、ベネッセスタイルケアが高齢者向けホームを開設、運営するなどの交流、取引の実績があったのです。
その中で出てきたニーズが、今回の商品「月額利用料サポートプラン」に繋がったようです。
それは、高齢者向けホームで提供される生活、サービスには満足しているのだが、利用期間が長くなって資金的な問題があって退去せざるを得ないというケースがあるというのです。これはけっこう深刻です。要するに運営側からすれば、金を払うからお客様で、お金のない人は、お客じゃありません。金が無いなら出て行けと営利企業としては言わざるを得ないわけです。それでも、資金がないからと追い出された人の先を考えると、部外者であってなんとも言えぬ思いがします。退所する本人達も、施設で働く現場の人はより複雑な想いでしょう。
勿論冷たく言い放つこともできます、そんなもん入所するときから、長期になればお金が不足するのはわかりそうなもんじゃないか、本人達が悪い。施設の運営サイドの責任としてはそこまでなんでしょう。
だからこそ、年金的な性格の強い保険の出番ということになるわけですよね。
太陽生命の月額利用料サポートプラン 拠出型企業年金保険・遺族給付金付終身年金移行特約は、まず契約、加入時に保険料を一括で支払います。そして一定期間経過後は、終身にわたって毎月年金を受取ることができます。終身年金ですから、終活の資金計画が立てやすいというのが、特長と言え、高齢者向けのホームで生涯の資金の心配なく安心して過ごすためのサポートが期待できる商品と言えるでしょう。
契約可能な対象者は、ベネッセスタイルケアが運営する高齢者向けホームの入居者に限ります。なるほど拠出型企業年金保険なんですね。加入の時の年齢上限は87歳です。
生涯年金を受取ることができるということは、加入者が死亡すると以後の年金の支払いは停止となります。早く死亡した場合には、遺族に給付される特約もあっても、給付総額が支払い保険料を下回ることもある商品です。このあたりは、よくシミュレーションをお願いしたほうがいいでしょう。

 

さて、この年金保険、管理人などは加入してみたいかどうかなのですが、ベネッセスタイルケアの施設に入居してみないとなんとも言えない・・・・って感じです。
居心地がよければ、ずっと居たいなぁと思えたら、考えるんじゃないかと思います。

 

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