健康増進型保険Vitalitty

健康増進型保険Vitalitty

住友生命保険、スミセイの健康増進型保険Vitalittyは、2018/7/24に販売を開始しています。2018年の11月の時点では24万人が加入したといいますから、やはりスミセイ、恐るべしです。まあ恐るべしとはいえ、怖がってもしょうがないんですけどね。

近年保険会社、ことに生命保険回会社の各社で、「健康管理」「健康増進」「健康経営」をテーマにした活動、事業を行っています。保険業界でない方、あるいは管理人のように保険マニアでない方でも、そういった活動や事業を耳にしたことがある人も、増えてききていると思います。

ウォーキングを組み込んだ保険はありますが、健康増進型保険と、そのまんま「健康増進」という単語をストレートに保険に組み込んだのは、このスミセイの健康増進型保険Vitalittyが最初かもしれません。スミセイ 住友生命の健康増進型保険Vitalittyhの商品に関しての詳しいことは、スミセイ 住友生命の健康増進型保険Vitalittyhの発売開始！に書いていますのでそちらを見てもらってもいいでしょう。

スミセイ、住友生命は「健康増進を軸としたCSVプロジェクト - Vitalittyで健康寿命の延伸を目指す-」という取り組みを行っています。この取組で豊かでスミセイ、住友生命は、明るい長寿社会の実現に貢献していくとしています。えぇ、まぁ例のごとく保険会社のキレイゴトなんだろうとは思いますが、キレイゴトを言わない、実行しないような企業じゃぁ、これはこれでしょうがないと思ってますので、やっているスミセイなどの保険会社は、ずっとマシです。やらない偽善よりやる偽善ですね。１００万倍素晴らしい。
閑話休題。
スミセイの「健康増進を軸としたCSVプロジェクト - Vitalittyで健康寿命の延伸を目指す-」の中枢にあるのが、健康増進型保険Vitalittyという保険商品ということができるでしょう。
健康増進型保険Vitalittyは、行動経済学を応用して、健康増進につながる行動を変容を促すための仕組みを導入しています。その実現のために１１社の企業にパートナーとして参加を求め、協力体制を作りだし特典の提供を行いました。
行動経済学を応用して行動変容促す。これはなかなかすごい文字面ですが、一言で言えば、馬の目の前にニンジンをぶら下げて走らせるようなもんだと思ってます。身も蓋もないですけど、けっこう効果はありそうです。人間何かエサがないとがんばれません。自分で自分のためにエサを用意してモチベーションを維持することに長けた人もいるでしょうが、凡人はなかなかそうはいきません。そこは、「俺って騙されているよなぁ、これはニンジンだよなぁ」とわかっていても、それは言わない約束というやつで、騙されて、のせられてみるのも、悪くないんじゃないかと思うのです。
実際に発売開始から半年で２４万人の加入ですから、保険商品の保障の内容もさることながら、なかなかエサもメジャーなターゲットに対して魅力的なんだと思います。

「健康増進を軸としたCSVプロジェクト - Vitalittyで健康寿命の延伸を目指す-」は、2018年 第７回健康寿命を伸ばそうアワード（生活習慣予防分野）で厚生労働大臣最優秀賞受賞しました。勿論、中心にあるのは健康増進型保険Vitalittyですが他にも、Vitalitty Actionとして社会全体への健康増進の働きかけを実施しています。たいせつな人とカラダを動かそう！をコンセプトとしたトップアスリートによる親子スポーツイベントの開催などには累計２７万人が参加したといいます。さらにスミセイ、住友生命保険の内部では、職員と家族が健康になるための取り組みを行って。労働時間の削減や日本健康マスターの検定に７０００人以上が合格するなどの成果を出しています。
これらが、今回、「健康増進を軸としたCSVプロジェクト - Vitalittyで健康寿命の延伸を目指す-」が第７回健康寿命を伸ばそうアワード（生活習慣予防分野）での厚生労働大臣最優秀賞受賞に繋がったといえるんでしょうね。

最後に、近年の生命保険会社各社の「健康管理」「健康増進」「健康経営」をキーにした事業展開については、リンク先にまとめていますので、興味があればご参照ください。