未来デザイン 1UP(ワンナップ)
2017/3商品内容変更
2017/3/23 住友生命は、主力商品1UPへの大幅な変更を実施しました。管理人は今まで、Wステージ 未来デザイン1UPとして、商品説明を書いていたのですが、ほとんど全部書き直しが必要になりそうで、愕然しています。
簡単にいうと、
- 特約組み立て型保険「プライムフィット」
- 子供向け総合保障商品「ライブワン わんぱっく」
- 女性専用パッケージプラン「1UP WOMAN」
を発売したのですが、これにより、「1UP」により多くの顧客に提供できるようになり、ラインナップとしは充実したといえるでしょう。
しかし・・・。勿論、保険としての良し悪しとは別の部分で、構成や使われる用語の粒度、レベルが不明だったと統一されていない印象が強く、論理的に構造化して全貌を把握するのは、なかなか容易ではありません。。
1UPの進化イメージ
未来デザイン1UPの進化してきたイメージをまとめます。
振り返ってこうして並べると、スミセイが、1UPをどう考えて対応してきたのかがわからないでもありませんが、発売直後の2011年のころには、まったく予想できなかった構成です。
- H23 2011 ダブルステージ未来デザイン 必要保障の額にあわせて毎年変化。逓減型。
- H25 2013 ライブワン保険ファンド 未来デザイン 逓減型の保障に、保険ファンドによる積立保障もセットしたタイプも発売
- H27 2015 未来デザイン 1UP 就労不能保障を加えた1UPを発売 死亡保障と生前保障の分離、それぞれ設定可能に
- H29 2017 生活保険1UPとして、プライムフィット、ライブワン わんぱっく、1UP WOMANを発売。
子供向け総合保障商品「ライブワン わんぱっく」
今まで、Wステージ 未来デザイン1UPとしての契約対象年齢は、子供を除外する設計となっていました。
今回、1UPの思想を子供(契約年齢3歳-14歳)に向けて展開するための子供向け総合保障商品、「ライブワン わんぱっく」が発売されています。
特約組み立て型保険「プライムフィット」
この名称だけきいて、未来デザイン 1UP(ワンナップ)の一形態であるとは、なかなか発想できないと思います。
未来デザイン 1UP(ワンナップ)は、必要な保障を、必要な金額で組み合わせて契約できる「総合保険」です。スミセイ、住友生命では、時に「生活保険」とも表現しています。この不統一感も混乱を招きやすいと管理人は思います。
終身の死亡保障や貯蓄は別に準備しているので働けない場合に特化して保険が欲しいという人が1UPを契約する時には、「プライムフィット」となるということでした。
今回、管理人がようやく理解できたのは、プライムフィット、LIVE ONE Wステージなどは、独立した商品ではなく、未来デザイン1UPという一つの商品があって、その保障や特約の組み合わせの形態、パターンに名称をつけているのだろうと読み取りました。
もしかしたら、間違っているかもしれませんので、ちゃんとそスミセイ 住友生命の担当者に確認したほうがいいでしょう。
その他の特約
スミセイ(住友生命)の1UPに付帯できる特約は数多くあります。
一部をあげておきますが、こうしてみると、医療や特定疾病の保障、いわゆる第三分野の保険の大半が特約でも提供されていることがわかります。総合保障として保険商品を用意するためというよりも、第三分野の保険への規制があった時代が影響しているのかもしれません。
- LVガード特約 生活習慣病を幅広く保障
- 救Q隊GO 総合医療特約
- がんPLUS がん診断特約
- がんPLUS がん薬物治療特約
- 新先進医療特約
- がん長期サポート特約 長期にわたるがんの治療費や生活費をサポート
- リビング・ニーズ特約 余命6か月以内
- 指定代理請求特約
- 保険料払込免除プラン 総合型 9つの所定の状態のうちいずれかに該当した場合、以後の保険料が無料
- 保険料払込免除プラン 生活障害・がん型
- 保険料払込免除プラン 生活生涯型
Wステージ 未来デザイン1UP
2017/3に大きな商品内容の追加があったため、これより以下は、2017/2までの旧情報となってしまっています。大きな間違いがあるわけではないのですが、単語、文言を細かく修正する必要があり、旧情報を書き換えるるよりも、新規に書き起こしたほうが、間違いが少ないだろうと判断し、参考情報として残しています。
住友生命 スミセイの Wステージ 未来デザイン1UPは、総合保障をウリにした保険です。就労不能、介護、死亡保障、医療保障、資産形成と、第二分野の損害保険を除いた第一分野と第三分野の、おおよそ考えられる保障を、(特約を加えれば)一通りカバーしている保険商品といえるでしょう。
このタイプの総合保障には、朝日生命保険相互会社の保険王plusなどが、ありますから、総合保障を検討しているなら、比較してみてもいいでしょう。
契約年齢
スミセイ(住友生命)のWステージ 未来デザイン1UPの契約年齢は、15歳から65歳に設定されています。
スミセイ(住友生命)のWステージ 未来デザイン1UPは、働けなくなった時と死亡したときの2つのリスクを合理的に保障するというコンセプトも大きな特徴としていますから、働く世代、働く年齢層ということで、この年齢層を設定したのでしょう。
言い方を変えれば、スミセイ(住友生命)のWステージ 未来デザイン1UPは、子供向けでも、高齢者向けでもないということになります。
主契約は終身保険
スミセイ(住友生命)のWステージ 未来デザイン1UPを、分解してみていくと、一番メインなる主契約は、死亡保障の終身保険です。契約経過年数に応じて、指定日(保険料払い込み満了日)まで、死亡給付金が徐々に増えていきます。
保険料の支払いが終わってからは、満期として受け取るではなく、死亡時の保障として契約は第2保険期間として、死亡するまで継続します。
ちょっと考えると、満期として、指定日に現金が受け取れるほうがいいような気もするのですが、主契約が継続するということに大きなメリットがあります。スミセイ(住友生命)のWステージ 未来デザイン1UPは、総合保障ではありますが、ベースになる(主契約)は、この終身保険です。これに特徴ある特約を積み重ねて、自分や家族にあった保険にしていくのですが、主契約がなければ特約だけの保障をつけることはできません。主契約が死ぬまで継続しているということは、医療などの特約の保障を死ぬまで継続できるということを意味しています。
高齢になると、医療保険の加入はなかなか大変ですから、スミセイ(住友生命)のWステージ 未来デザイン1UPなど、総合保障型の保険を検討する時には、その面も確認してみてください。
逓減型
スミセイ(住友生命)のWステージ 未来デザイン1UPは、働けなくなった時と死亡したときの2つのリスクを合理的に保障するとしていますが、この「合理的」とは何をどうすることが合理的なのでしょうか。
家庭の稼ぎ手が死亡した時、残された家族のために必要なお金はどう計算したりいいでしょうか。
仮に、今死亡したら子供が成人するまで15年あれば毎年の費用に15年を乗じた金額が必要な保障額と仮定しましょう。、もしこの先5年の間何事もなく過ごせたら、必要なお金は10年分を乗じた金額といえるでしょう。
死亡しなくても就労不能や介護が必要になった場合も同じような考え方ができます。元気に生き続けていいれば、万が一の時に必要な保証金額は、年々減少していくという考え方を形にしたのが逓減型の保障です。必要な補償金額が小さくなるとなれば、当然ながら保険料を安くることができます。従来の生命保険ならば、10年は3000万円の死亡保障としておいて、次の10年は、必要な分だけの1500万にするなどの見直しを行うこともありました。
スミセイ(住友生命)のWステージ 未来デザイン1UPは、最初から逓減型の保障を特約として準備することで、「合理的」なリスク対策を行うとしています。用意されている特約は2つで、生活生涯収入保障特約逓減型、収入保障特約逓減型です。それぞれの必要になると思われる金額で、特約を組み込むことになります。
若年層への販売好調 ! 2017/12 のまとめ
2015/9 主力商品のひとつとして位置づけた就労不能保障1UP。2017/9までの累計販売数は75万件を突破したといいます。累計販売数もさることながら、1UPの契約状況で特に注目するべきは年齢層といえるでしょう。
30歳未満の若年層の新契約状況は、9.8万件。これは前年同期と比して28.7%増という成績で、結果1UPの新規契約に占める若年層の割合は34,9%(前年比プラス3,4%)となっています。
これは訴求力の勝利・・でしょうね。
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