楽天生命たよれる定期 限定告知型定期保険

「楽天生命たよれる定期」という名称を見た時、定期預金?をイメージしてしまった。保険マップ管理人としては不覚であった。定期預金ではなく定期保険。楽天生命たよれる定期は、限定告知型の定期保険である。

 

管理人も、保険マップの運用をしているから、限定告知型の定期保険といわれれば、どんな商品かだいたいイメージできるようになっている。でも保険マップに関わる前なら、楽天生命たよれる定期は、限定告知型の定期保険であるといわれても、どんな商品か想像できなかったと思う。おそらくそれが一般的じゃないかなぁ。まあ管理人だけが、特別無知であったということも考えられるけど。だとしたらすいません。

 

生命保険や医療保険の契約をするには、多くの場合、健康状態についての告知が必要だ。どの程度健康でなければいけないか、つまり保険契約引き受けの基準は、保険商品によるが、成人病や持病、手術の経験があると、契約を断られることが、今まではかなり多かった。
しかし最近になって業界が変わってきている。楽天生命だけのことじゃなくて、生命保険、医療保険の業界全体で、保険契約を引き受ける基準が緩和されてきている。理由はいろいろあるだろう。高齢化が進み、持病をもっている、手術経験者も増え、ニーズが非常に高くなってきた。統計情報が十分に蓄積されリスクが細分化できたことで、引き受け基準を緩和した商品設計が可能になった。言葉をかえれば、いままで商売にならなかった、できなかった領域の商品販売が可能になったということだろう。
保険会社もビジネスだし、適正な利益をあげ続けてもらわないと先々の保険料の支払いで困ったことになる。儲けすぎてはもらいたくはないけどねw

 

楽天生命たよれる定期(限定告知型定期保険)は、この契約の時にしなければならない告知が「限定」されている。つまり加入、契約しやすいといいことになる。
勿論、告知してもらう内容が少ないわけだから病気になる、死亡する=保険料を支払う リスクは高くなる。その分、保険会社としては、多め、高めの保険料を設定することになる。
健康なひとであれば、楽天生命たよれる定期のような限定告知型の定期保険、引き受け基準緩和型の医療保険、生命保険は保険料が高くなるだけで、メリットはないだろう。
いくら口コミで評判になっているからと、間違えて契約しないほうがいいと管理人は思う。

 

さて、楽天生命たよれる定期(限定告知型定期保険)の限定告知。どれくらい限定された告知でいいかというと、以下ようなの5項目に対してNOであれば契約できるという。ここでは概要を記しておくので詳細、正確にはパンフレットや約款を確認してほしい。

 

  • 最近3か月以内の入院、手術。先進医療による療養の勧め
  • 過去2年以内の病気や怪我での入院、手術
  • 過去5年以内のがん、肝硬変、慢性肝炎などの診察、検査、治療、投薬
  • 過去5年以内の狭心症、心筋梗塞、糖尿病の合併症などの診察、検査、治療、投薬
  • 40歳以上で、公的介護保険の要介護認定、要支援認定

 

ここに記したのは、あくまでも楽天生命たよれる定期(限定告知型定期保険)の場合の概要だ。他の引き受け基準緩和型だと、また異なるはずだ。
私見だが、診察、検査までNoと言わなきゃいけないのは、けっこうきついんじゃないかなぁ。検査の結果、問題なしであったとしてお、質問には、Noとは応えれれないよな。

 

楽天生命たよれる定期(限定告知型定期保険)の場合、もうひとつ留意したことがある。
定期保険・・であるという点だ。
終身、つまり死ぬまでの保証ではなので、10年、20年といった期間を区切った「定期」の保険であるということだ。

 

さらに、20年の契約をして、毎月保険料を払い込みをして、幸い死亡しなかった時、満期だから・・と何かもらえたりはしない。いわゆる掛け捨ての保険ということになる。

 

付加できる特約には、リビングニーズ特約や、指定代理請求特約が用意されている。まあこのあたりは最近の普通だと思う。

 

 

楽天生命たよれる定期(限定告知型定期保険)の検討をするなら、口コミ情報だけではなく、ちょっと上記のようなポイントが自分に合っているかはチェックしたほうがいいと思う。