日本少額短期保険株式会社の口コミ、評判
管理人は保険会社の悪口は、できれば書きたくないのですが、2015年ごろの日本少額短期保険株式会社については、けっこうひどい口コミや評判がネットにかかれています。
商品のひとつ、賃貸向け保険で、日本少額短期保険株式会社と代理店となっていた不動産会社とのもめ事です。
読んでみた管理人の印象では日本少額短期保険株式会社と代理店の関係でいえば、BtoB。お互い業務を知っているはずのプロであるはず。だから一般的な保険契約者に対するような説明責任はないとも言えるでしょうし、代理店といえど本業は不動産。保険のプロではない。むしろ理解不足のまま代理店をさせて最終的な契約者に不利益を与えることになったのが問題、管理責任ありとも言えそうです。
裁判をすれば、日本少額短期保険株式会社は、法律的に間違っていないとなるようには思えます。が、保険という安心と保障を売る会社とては、悪印象を残してしまう好ましいやり方とは言えなかったんじゃないかと残念に思います。しかし2016年9月にSBIグループになり、人事交流も始まっているようです。トラブルやクレーム処理などへの考え方や、スキルも変わってほしいと思います。
日本少額短期保険株式会社の沿革
2008/2に少額短期保険業者登録をするまで、1998/2から日本の住宅を考える会、日本住宅相互共済会などの任意団体としての時代もあったようです。今の日本少額短期保険株式会社を語る際に、そういう時代があったことは重要だと思ってますが、その詳細までは不要でしょう。。なぜ、その時代があったことを重視するかというと、保険業法の規制の外のなんでもあり状態だった時代があったことを意味しています。これは似たようなことを不動産会社がやっているところを見かけます。無許可、無認可の賃貸者向けの共済です。友の会とかいう名称にしていることもあります。馬鹿にならない利益をあげているようですが、規模的に違法にならない=認可が不要な範囲でやっているので、今の法律でどうこうはできないのでしょう。何かの事故なりがあって、払え/払わないというトラブルがあり裁判になって問題が認知されない限りは、このまま、規制の外のままなのでしょう。なお現在の日本少額短期保険株式会社は、近畿財務局に少額短期保険業者として登録し、保険業法に従った企業活動をしていますから、何の問題もありません。
- 2008/2 近畿財務局に少額短期保険業者登録
- 2008/4 日本住宅少額短期保険株式会社として事業開始
- 2014/4 日本少額短期保険株式会社に社名変更
- 2016/9 SBIグループの100%子会社
日本少額短期保険株式会社の商品
賃貸向け保険
- みんなの部屋保険G2
- みんなのテナント保険
- みんなの部屋保険Grande(新規販売終了)
- みんなの部屋保険(新規販売終了)
バイク保険
- みんなのバイク保険
- バイクの窓口専用みんなのバイク保険
- HARLEY 車両+盗難保険
- YSP車両保険
- HARLEY 車両+盗難プロテクション(新規販売終了)
自転車保険
- みんなのスポーツサイクル保険
- BICYCLE保険
- 自転車向保険BICYCLE (2018/2/1 扱い開始 au損保の商品)
その他
- 優良リフォーム工事保険
- 建物費用保険
グループ会社の保険(代理店)
SBIいきいき少額短期保険株式会社
- 医療保険
- 死亡保険
SBI損保
- SBI損保の火災保険
SBIリスタ少額短期保険
- 地震補償保険
日本少額短期保険株式会社記事一覧
日本少額短期保険と自転車保険は、一般的な自転車ではなく、高額なスポーツサイクル本体の破損や盗難のための車両保険を扱うものでした。ニッチといえばニッチですが、少額短期保険という商品カテゴリーの特徴を活かした商品だとも言えるでしょう。管理人は、高額なスポーツサイクルは乗らない人ですが、この保険の設計思想、コンセプトは好きな部類です。今回は、そんなスポーツサイクル保険を扱ってきた日本少額短期保険が、一般...