夢のプレゼント ニッセイ指定通貨生存給付金付変額保険
ニッセイ指定通貨生存給付金付変額保険。長い。
長すぎる。損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険株式会社くらい長い。
長い名前に、愛称をつけ、覚えてもらおうとする保険会社は多い
ニッセイ指定通貨生存給付金付変額保険にも、夢のプレゼントという愛称がつけられている。
各社愛称には、いろいろあってなかなか面白い。
保険商品の名前に感動と驚愕として、別にまとめているので、興味があれば。
さて本題の夢のプレゼント ニッセイ指定通貨生存給付金付変額保険なんだが、発売開始は。2017年(H29) 10月1日。全国の銀行などの提携金融機関で発売している。
契約の一年後から生存給付金を受け取れるという一時払いの保険だ。
生存給付金って、なんだか、生きているだけで丸儲け・・・って錯覚しちゃいそうになるけど、保険料を払っている以上丸儲け・・・とまではいかない。でも貯金が苦手・・・とかお金に余裕があると、ついつい使ってしまう・・・なんて人には、丸儲け感があるだろう。もっとも、お金に余裕があると、ついつい使ってしまうという自覚があるなら、生存給付金がある商品より、ほんとの満期一発、たっぷり受取プランのほうが、いいような気がするんだけど、まあそこはそれ。1年とか5年で小刻みの楽しみのほうが嬉しいという考え方もあるだろう。
ニッセイ、日本生命の「夢」といえば、「夢のかたち」というのがある。今は販売は「夢のかたちプラス」にシフトしているだろう。今回は、「夢のプレゼント」。夢が好きな会社というと読み方によっては悪い印象があるかな。お客様の夢を大事にしている、お客様の夢の実現をサポートする会社とかいえば、まあタマムシ色な感じだろう。
夢のプレゼント ニッセイ指定通貨生存給付金付変額保険の特長のひとつ目は、「円で目標設定タイプ」と「そのまま受取タイプ」がある。
夢のプレゼント ニッセイ指定通貨生存給付金付変額保険の特長の二つ目として、生前贈与」や「生活費」への活用、応用も可能と案内されている。つまり生存給付金の受取人を家族とすれば、生前贈与だし、自分自身とすれば生活費用にできると案内されている。つまり贈与が目的なら、ニッセイが発行する支払い通知が贈与の記録として使える。
生活費は、当たり前の感が強いが、生前贈与へ応用は考えつかなかったな。でもどうなんだろう。保障を得つつ、結果として生前贈与になって嬉しいな・・であれば、勿論いいんだろう。十分検討の価値のある商品だと思うけど、生前贈与をメインにするなら、ちょっと違う選択になると思う。
夢のプレゼント ニッセイ指定通貨生存給付金付変額保険の三つ目の特長は、外貨建ても元本が保証されていることだ。途中解約をすれば、元本保証とはいかないが、満期まで生存していれば、生存給付金合計額が元本を下回ることがないように設定されている。この辺は、リスクとリターンの程度、割合をどう考えるかで、人によって向いている・向いていないってことになるんだと思う。元本割れを起こさない程度の運用であれば、リターンは大きくは期待できないことになる。
もし、元本割れのリスクがあっても大きなリターンの可能性を楽しみにしたいなら、夢のプレゼント ニッセイ指定通貨生存給付金付変額保険でない商品を選ぶべきだろう。もちろん、ニッセイにも、そういった商品は用意されているから、担当者に比較に必要な資料を用意してもらって、説明を聞いて選ぶべきだと思う。
夢のプレゼント ニッセイ指定通貨生存給付金付変額保険の保険料は一時払いのみで、増額とか減額の考え方はない。最低、3万米ドルが、3万豪ドル、300万円のいずれか、最高は7億円相当までとしている。
生存給付金の受取は本人または三親等までの親族、死亡保険金受取人は、三親等までの親族としている。
近年、同性パートナーについて、保険の約款、契約を見直す保険会社が増えてきて、受取人や保障の対象できる例もあるが、これを書いている今日(2017/11末)時点では、本商品の3親等が同性パートナーを認めているという明確な情報を管理人はつかんでいない。