サイバープロテクター 新型サイバー保険
サイバープロテクターは、三井住友海上が2018/1/1契約始期として販売開始した新型サイバー保険です。
サイバープロテクター、新型サイバー保険の開発は、三井住友海上単独ではなく、あいおいニッセイ同和との共同開発です。あいおいニッセイ同和では、サイバーセキュリティ保険という名称で、販売開始されています。
仲がいいというか、グルーブ会社だなぁというか、区別がつかないというか。保険マップの管理人として、この違いを端的に示せないのには、まだまだ精進の足りなさを感じます。
サイバープロテクターは、中小企業、中堅企業を意識した商品です。
サイバープロテクターは、まずはわかりやすさを目指しているといえるでしょう。プランは3つありますが海外で損害賠償請求を受けても対応できるのが、最も広い範囲をカバーするプレミアムプランです。ちなみにあいおいニッセイ同和のサイバーセキュリティ保険では、これは、ワイドプランになっています。
今回の商品は「新型」です。つまり以前からもサイバー保険が販売していました。追加された保障は、公的調査費用、被害拡大防止費用、情報システム等復旧費用、再発防止費用です。細かくみてみましたがなかなか充実しています。管理人は実は、前職でP-MARKやISMSの認証取得のための推進責任者でしたから、よくわかります。
単に、頭数あわせで、表面的に保障のお題目を並べているのではなく、かなり実質的な意味があり必要になる施策のため費用を考えてくれています。
しかし、これは、オプションで選択させるような構成でもいいのかも・・・と思うのは、管理人が、この分野についての経験と知識があるからでしょう。一般的(非IT)業種の経営者さん経営陣であれば、わかり難い話になってしまうのでしょうね。
なかなかよく考えられている商品ですから後は値段でしょう。想定されるリスク、損害金額と保険料とのバランスが良ければ、売れる商品になるはずなんですが、想定されるリスク、損害金額を、見込み客に理解してもらうことができるかというところでしょうか。
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