養老保険 新フリープラン
かんぽ生命の養老保険 新フリープラン。TVのCMで、フリープランと歌う声を聴いたことがある人は、けっこういると思います。
TVのCMでは、「フリープラン」という単語が耳に残ってしまって、保険マニアを自称する管理人も、これが養老保険であるとは、CMだけではわかりませんでした。
気になって調べ始めてみて、フリープランが養老保険かと分かったときに、何となくがっかりしました。なんだ養老保険かぁ・・・。
でも失望を抑えて詳しく見ていくと、おやおや、こいつは、養老保険のニュータイプかもしれないぞと気がつきました。
養老保険と生死混合保険
新フリープランは、養老保険ですが、そもそも養老保険とはどんな保険かというと、管理人の理解では、生死混合保険です。
今では聞きなれない単語になっていますが、死亡の時でも、満期の時でも、同じ金額を受け取ることが出来るという保険です。
貯蓄性のある満期の保険金の楽しみと、死亡の時の保障を両立させた保険です。
昔は、たくさんの契約が締結されたようです。その頃は、予定金利がいまよりずっと良かったので、けっこう有利な保険商品として、販売するほうも自信と誇りをもってお勧めすることができたようです。そして日本人の平均寿命もそんなに長くなかったことも、使い勝手のいい保険商品となる要因だったのでしょう。
ちなみに、この養老保険の生死混合保険 =死亡の時でも、、満期の時でも、同じ金額を受け取ることが出来る という考え方を、親御さんにわかりやすくしたのが学資保険です。親が生きていれば満期がきて入学金、学費にできますし、仮に親が死んでも、子供の学費は確保されているといいうパッケージにしたわけですね。
そんな養老保険だったのですが、今では、保障は終身保険、資産運用は、保険商品でいえば、変額年金保険などに替わってきているんだろうなぁと、管理人は思っていたのです。だから、最初に書いたように、TV のCMで、耳に残ったフリープランを調べて、養老保険であったと気が付いた時、なんで今更養老保険を、こうまで派手にTV CMを流すのだろうと、怪訝に思ったのです。
同じ金額じゃない
しかし、新フリープランの商品説明を見ていくと、死亡の時でも、満期の時でも、同じ金額を受け取るプランのほかに、それが異なるプランがありました。あれ?よく見ると、同額なのは、新フリープランと、新フリープラン短期払い込み型で、「普通養老保険」とあります。
そして、新フリープラン2倍保障型、新フリープラン5倍保障型、新フリープラン10倍保障型は、それぞれ、死亡保険金が、満期保険金の2倍、5倍、10倍となっていて「特別養老保険」になっていました。死亡保険金の上限がきまっているのですから、2倍、5倍、10倍ではなくて、1/2 1/5 1/10が妥当なような気もしますが、それはここではおいておきましょう。
さらに、管理人を驚かせてくれたのは、「特定養老保険」新一病壮健プランです。「特別」ではなく「特定」です。今回はフリープランの話がメインですから、「特定養老保険」新一病壮健プランについては、この辺にとどめておきますが、これもなかなかユニークな保険ですので、別のページで説明します。
なるほどフリープラン
死亡の時でも、満期の時でも、同じ金額を受け取るのが養老保険であるという管理人の固定観念は崩れました。なるほどフリープラン。完全に自由ではないが、死亡保障と、満期の倍率を変えることができるのは、養老保険の概念を崩してくれました。
さらに、保険期間を10年から20年の間で1年単位で設定することができるようになっているのも、フリープランのフリーたる由縁といえるでしょう。
10倍であれば、保険料もかなり安くなるでしょうし、特約をつけて、とにかく安い死亡保障と入院保障として使うこともできそうです。
そういう使いかたをしているしている方の体験談をいただきましたので、掲載しておきます。
考慮すべきこと
フリープラン10倍型などであれば、今の死亡保障と特約で入院保障を、保険料を抑えて実現することはできそうですが、あくまでも「今」の話です。
フリープランは、、終身ではありません。最大20年です。加入する時の年齢にもよりますが、最大の20年が過ぎたとき、死亡保障の1/10の満期金を受け取って、そのあとの保険としては、死亡保障、入院保障を同時に失います。その時点で新しく保険に入ることを想像はしておいてください。
そんなに問題なく入れそうなのか、もう老い先短いから大した保険、保障はいらないのか、それぞれによって事情は異なるでしょう。
毎月、かなり安いとはいえども、20年になると累計するとかなりの金額です。フリープランに限らない話ですが、生命保険は、大きな支出になる保険です。焦りすぎずに、いろいろな保険商品を比較してみてください。
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