建物更生共済むてき と 建物更生共済むてきPLUS
JA共済の 建物更生共済むてきPLUSは、販売開始当時は、建物更生共済むてき でした。これが建物更生共済むてきPLUSと、PLUSが付いたのは、2017/4/1のことです。
管理人はこれまで、どちらかというと、建物更生共済むてき とい商品が好きでした。まあ管理人は、自称、保険マニアというちょっとよくわからない感性の持ち主ですからw その 「好き」というニュアンスを、うまく伝えることかできるどうか心もとないのですが、JA共済の建物更生共済むてきは、けっこう誠実で、気合の入った設計で、いい商品だと思っていたのです。
なるほど、むてき、無敵ですか。名前負けしてない充実の保障内容だなぁ、とかなり好意的でした。
それだけに、建物更生共済むてきが、建物更生共済むてきPLUSに改名したのにはなんだかなぁという感じがあるのです。
だって、無敵ですよ、無敵。最強で、これ以上ないってことじゃないですか。なんですか、今更PLUSって。今まで無敵っていってたのは、ウソなんですか。
・・・と、仮にカスタマーサーボスに送り付けたら、JA共済さんとしても、とても回答に困るであろうことを、考えてしまったのです。
改訂された内容
さて、本題に入りましょう。JA共済の建物更生共済むてきが、建物更生共済むてきPLUSになるとき、変わったのは名称だけではありません。ちゃんと内容も変わっています。しかし、元が無敵という、いわば最上級 estともいうべき名称です。ここにPLUSってつけてしまうんですから、ちゃんと納得のできる改定内容であってほしいものです。
と、見ていくと、まず「実損保険方式の導入」の文字です。おぉ!
実損保険方式の導入
実損補てん。イメージ通りならなかなかです。普通は、損害の実費というより、損壊の程度で何%とかという保険金を受け取ることになりなります。実際のところ、従来の建物更生共済むてきは、比例てん補方式のみでした。でした。ところが建物更生共済むてきPLUSからは、付保割合に関わらず、火災共済の金額が限度になりますが、損害の額、実費を受け取ることができるようになっています。
水災の保障を拡充
次に目に入ってきたのは、水害への保障の拡充です。
読んでみると、確かに、水害への保障の拡充ともいえるのですが、臨時費用共済基金、特別費用共済金の支払い要件の拡充(水害を追加)というほうが、素直じゃないかなぁと思います。
まあそれはおいといて。従来の建物更生共済むてきで、水害の場合に、臨時費用共済基金、特別費用共済金が入っていなかったのが、逆に不思議なくらいで、これは当然、入っておいてほしいものですよね。
自然災害共済金の区分
従来のJA共済の建物更生共済むてきでは、区分はありませんでしたが、JA共済の建物更生共済むてきPLUSになって、風水害等共済金、地震共済金に区分ができました。さらに、従来JA共済の建物更生共済むてき では一律30%だったのですが、契約時に10%と30%を選ぶことができるようになりました。
満期共済金額の設定の自由度
満期共済金額の設定の自由度が高くなって、火災共済金額と同額から1/30までの範囲で設定できるようになりました。
PLUSって、選択の自由をPLUSか
ここまで、JA共済の建物更生共済むてきのPLUS部分についてみてきました。PLUSというと、何かが加わるようなイメージを持つのが普通といってもいい気がします。無敵という最強の状態に何をPLUSするのだろうと、管理人は疑問をもってしまったわけですが、やっとJA共済連に意図がわかったように思います。これは、保障の範囲を縮小する選択の自由をPLUSしているんだなぁ、と。
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