日本コープ共済生活協同組合連合会の成り立ち
日本コープ共済生活協同組合連合会は、生協の歴史からいえば、比較的新しい組織です。そもそもCO・OP共済は、1984年 に 日本生協連が共済事業(CO・OP共済「たすけあい」)を開始したのが始まりです。1987年 には、 一部の生協との元受共済事業を開始し、2000年に、 日本生協連が、CO・OP共済「あいぷらす」の取扱を開始するなど順調に伸長してきました。
そんな中法律の改正があり、日本生協連が、このまま共済の契約元受けを続けることができなくなりました。そこで、2008年10月23日 日本生協連と全国161生協等が共同で出資し、日本コープ共済生活協同組合連合会が設立されることになりました。
そして、2009年3月21日 に、 CO・OP共済 (たすけあい、あいぷらす等)の契約元受団体が、日本生協連からコープ共済連に継承され今日至っています。
日本コープ共済生活協同組合連合会が、契約元受になっているのは、たすけあい、あいぷらす、ずっとあい です。
新あいあい、火災共済、自然災害共済は、日本コープ共済生活協同組合連合会が取り扱いをしていますが、契約元受は、全労済 全国労働者共済生活協同組合連合会になっています。
日本コープ共済生活協同組合連合会の共済商品一覧
- たすけあい ジュニア20コース
- たすけあい 女性コース
- たすけあい 医療コース
- たすけあい ベーシックコース
- あいぷらす 満18歳〜満60歳の方が加入できるプラン
- あいぷらす 満60歳〜満70歳の方が加入できるプラン
- ずっとあい 終身医療
- ずっとあい 終身生命
- 新あいあい 5年満期の満期金付生命共済 (契約元受 全労済)
- 火災共済+自然災害共済 (契約元受 全労済)
2016年の動向
コープ(COOP)共済は、利益を追求する株式会社ではないものの、場当たり的に運営しているわけではなく、組合員の互助のための事業計画を立案し実行しています。利益を求めないというと綺麗ごとのようですが、互恵、互助はそれなりにまじめにやらないと、ぐだぐだになって崩壊しますから、当たり前といえば当たり前のことなんですけどね。
理念だけじゃあ組織がうまく動きませんが、2016年の10月には、コープ共済の7商品の加入者数は、874万人を超えていると発表されています。これはけっこう立派な数字だと思います。
コープ(COOP)共済では、既存商品でずっとそのままというわけではなく、共済商品のこまごました改良も続けています。
まず先進医療の特約の募集が開始されました。これは逆に、2016年の今、これでまでなかったのがどうかと思わないわけではありませんが、契約者の声に答えての開始という点で、好意的に評価できるかと思います。
子供共済のたすけあいジュニアコースの満期年齢が、19歳から20歳に引き上げられました。
細かい話かもしれませんが、成人まで保障がされているのと、成人の1年前で終わりなんです・・・とでは、契約する側の印象がずいぶん違うんじゃないかと思います。
でも、これも言い方だったかもしれませんね。
高校卒業して、大学の最初の1年まで保障されますよ、と言われると、19歳満期でも、そんなにネガティブな印象にはならないんですよね。
日本コープ共済生活協同組合連合会記事一覧
個人賠償責任保険は、たすけあいの各コースに追加(特約として)加入できます。ですから個人賠償責任保険のみでの申し込みはできません。個人賠償責任保険は示談交渉サービス付で、世帯の1人が加入すれば、家族全員を保障することができます。2017年2月に調べた際には、特約料金は、月額170円でした。