アクサ生命が、2018年2月19日に販売開始した「アクサ 長期保障の定期保険フォローアップ 災害保障重点期間設定型定期保険」は、なかなか面白い商品なのですが、その特徴をざくっと、かなりまとめて、丸めて、大きく言えば4つ・・・と言っていいでしょう。
1 98歳までの長期の死亡保障を割安な保険料で準備可能
2 契約者貸付金うや払戻金で、まとまった資金の必要性に対応
3 3つの告知項目で申込可能=医師の診断が不要
4 払込済み終身保険への変更 が可能。
というあたりです。そもそもこのアクサ 長期保障の定期保険フォローアップ 災害保障重点期間設定型定期保険とう商品が産まれたきたのには、中小企業経営の事業承継の問題があるといいます。もっともこれは保険に限った話というより社会問題というべきことで、「超」高齢化社会の顕れのひとつということなんですよね。いろんなところに変化が出てきますよね。
告知で5億円までの保険に加入できたり、法人契約であれば「アクサメディカルアシスタントサービス」の「メンタルサポートサービス」が無料で利用できるというあたりは、中小企業の経営者をターゲットに「事業継続資金」「運転資金」「役員退職慰労金」などの準備に応えた商品といえるでしょう。
一方、個人の顧客に向けては、長期の保障として遺族の生活費の準備や相続対策などへの活用が考えられます。
それでは、アクサ 長期保障の定期保険フォローアップ 災害保障重点期間設定型定期保険の主な取扱内容を順番に見ていきましょう。
契約年齢は15歳から80歳。普通であれば必要かつ十分でしょう。もちろん今どきは80歳過ぎても契約できる商品もありますが、まだ主流とは言えない気がします。
保険期間は、70歳から90歳で1歳刻みで設定での設定、98歳満了です。アクサ 長期保障の定期保険フォローアップ 災害保障重点期間設定型定期保険には、第1保険期間と第2保険期間がありますが、第1保険期間は7年、10年、15年、20年が設定でき、第2保険期間は、保険期間から第1保険期間を減算した残りとなります。
保険最高金額は5億円で、法人、中小経営者へのニーズにも対応しています。
保険料の払込は年払いのみ。審査、診査は、告知書扱いです。
解約払戻金、契約者貸付制度、払済保険の取扱なども有ります。
ここまで書き連ねてみましたが、これだとなんだか、今まで商品との違い、特徴が見えにくいですよね。「売り」といえるひとつは、契約から一定期間の間は、災害以外の原因の死亡保険金は抑えることで、その分、保険料を割安に設定しているということでしょう。
個人での契約も視野にあるでしょうが、やはりメインは法人契約であろうというのが、管理人の感触です。法人契約は、アクサメディカルアシスタンスサービスのメンタルサポートサービスを無料で使用できます。臨床心理士を中心にしたカウンセリングネットワークで、経営者や従業員に面談や電話でカウンセリングを提供しています。