朝日火災海上保険の概要と沿革
朝日火災海上保険という名称を聞くと、国内で産まれ、それなりの老舗じゃないのかなぁ・・・と管理人など思ってしまいます。
国内保険会社の老舗の定義、条件をどう考えるかにもよりますが、例えば創立から100年以上を老舗の条件にすると、意外にも朝日火災海上保険は老舗とは言えないことになります。
朝日火災海上保険の創立は1951年2月です。
野村證券、大和銀行(現・りそな銀行)、第一銀行(現・みずほ銀行)、そのほか財界人および有力各社の発起によって誕生しています。当時の資本金は 5000万円でした。
同年の3月17日には、火災、海上及び運送保険の事業免許を受け営業を開始しています。
朝日火災海上保険が創立100年になるのは、2051年です。何分保険業界 ですから、それまでに吸収、合併など何があるかわかりません、そんなことを考えると老舗への道というのは、なかなな厳しいものがありますね。
さて朝日火災海上保険は、創立100年こそ過ぎていませんが、それでも50年以上の歴史があります。
日本の国内大手保険会社だけではなく世界的に保険など金融系の会社は、吸収合併、売却などいろんなことがあって複雑怪奇な歴史を持つ会社もあります。
そんな中で、朝日火災海上保険の歴史はとってもシンプルです。なにしろ創立以来、ずっと朝日火災海上保険です。
そんな中でも、1965年2月に興亜火災海上保険(現・損害保険ジャパン日本興亜)鉄道保険部が取り扱ってきた保険業務を、合併、吸収ではありませんが引継・・・ということがありました、国鉄(現・JRグループ)の福祉関連団体である鉄道弘済会の営業地盤を譲受しています。
また、2011年5月に野村ホールディングスの連結子会社となっていますが、もともとが野村証券も発起人ですからね。そんな大きな事件とも言えないでしょう。
子会社株式会社には みらいの保険があり、出資率は 100%です。
なお、マークは、朝日の「A」と火災の「火」とを組合せたものということです。
朝日火災海上保険の商品
スーパージャンプ(満期戻火災保険)
火災を中心に多くの災害の補償と「満期時のお楽しみ」が魅力の火災保険
ホームアシスト(家庭総合保険)
リスク細分型の住宅専用火災保険。充実の基本補償と選べるオプションあり
リビングアシスト(リビングアシスト総合保険)
賃貸住宅居住者専用の火災保険。
家財の損害、大家さんへの賠償責任、日常生活での賠償責任、住まいの修理費用など
地震保険
地震保険は、火災保険では補償されない地震、噴火またはこれらによって発生した津波による損害を補償
パーソナルアシスト(傷害総合保険)
2014年12月1日より商品名変更。
日常やレジャーでのケガを国内・国外を問わず補償。
入院保険金は日帰り入院から1,000日までの入院を補償
ケガによって介護が必要となった場合は介護保険金
家族のケガまで補償するプラン
子供に限定したプラン
60歳以上向けのプラン
天使のお守り(傷害総合保険)
パーソナルアシスト(傷害総合保険)の子供向けの商品
ケガの補償
育英費用を補償
ASAP(個人用自動車保険
)個人に必要な基本補償をパッケージにした自動車保険
PAP(総合自動車保険)
4つの保険を任意に組み合わせる自動車保険
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)
法律により加入が義務付け、強制保険 対人賠償事故を補償
国内旅行傷害保険
国内を旅行中の思わぬケガ、盗難、賠償責任
ゴルファー保険
ゴルフの練習、競技、指導中に他人をケガさせた場合
被保険者本人の傷害
ゴルフクラブの損害
ホールインワンやアルバトロスを達成
スーパージャンプ(満期戻火災保険)
満期返れい金がある一時払火災保険
満期返れい金は保険金額の50%と30%のいずれかから選択
保険期間は5年、保険料の払込方法は一時払