2018/1/1 AIU損害保険株式会社と富士火災海上保険は合併し、AIG損害保険会社が誕生する・・・と2017/2に発表されました。以下の記事は、その発表前に作成されたものです。
AIG損害保険会社について 2017/2 現在
2017/2 現在、AIG損害保険会社は、まだ存在しません。今現在の情報では、2018/1/1に、AIU損保と富士火災が合併して、AIG損害保険会社を誕生させる・・・ことまでが決定している・・・と報じられています。
もっとも、保険会社は勝手に作るわけにはいかず、ちゃんと監督官庁の認可等が必要ですから、最後の最後までわかりません。大々的に合併、統合が報じられながら、中止した例も、保険業界にはありますので。
AIG損害保険会社のCEOさんには、AIU損保にCEOさんとして就任する予定であるといったことも発表されています。
ACTIVE CARE AIG損害保険会社のビジネス戦略
まだ発足していない会社のビジネス戦略について書くのはどうなんだろう・・・と管理人も思わないわけじゃありません。いま発表されていることだけで書いてもいいのですが、なんだかどうせ直前に、追加の発表なり補正なりがありそうです。なんてことを腹に抱えながら、報じられたACTIVE CAREの内容を読み始めたのですが・・・実質的な内容があまりありませんでしたw まずは、名前 ACTIVE CARE という旗印を決め、具体的な行動プランはまだまだこれから考えていくということのようです。
ちょっと注目しておきたいと思います。
2017/4/1 からの合併にむけた動き
2018/1/1に、AIU損保と富士火災を合併させAIG損害保険会社を誕生させるための準備が発表されてきました。いくつか紹介しましょう。
- 両社の執行役員が両社を兼務。指揮命令系統の一本化
- 両社の取締役会、経営会議、委員会等を新会社と同一の組織にする
- 両社の管理者が両社を兼務する。指揮命令系統の一本化
- 両社が物理的に同じオフィスで業務を執行する
管理人が気になるのは、合併することを前提としていても、まだ現時点では、別法人、別人格です。情報の保護もそれぞれ別物として考え運用しないといけません。人は両者を兼務するわけですから、同じ人が、この案件はAIU損保、この契約は富士火災と、区別して働き、書類の保管場所も分けねばならないでしょう。やはり物理的に同じオフィスで業務を執行することなどが、情報保護の視点からは、監督官庁なりから突っ込みを受けそうです。
勿論、これらの話は、AIU損保と富士火災の合併統合に向けたソフトランディング、顧客に対する悪しき影響を最小限にするための取り組みであることは、誰もが理解できることです。つまらない情報事故など起こして躓かずに、AIG損害保険会社の誕生にこぎ着けて欲しいものだと保険マニアは願うのみです。
AIG損害保険株式会社記事一覧
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